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[アジア大会]ネパールへの警戒示す手倉森監督「何をしてくるか分からない」

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 翌日にグループリーグ第3戦ネパール戦を控えるU-21日本代表が20日、最終調整を行った。前日から引き続き、DF西野貴治が右ヒザ炎症で別メニュー調整となったが、その他の19人の選手は約1時間のトレーニングで汗を流した。

 ウォーミングアップ後にはMF大島僚太をフリーマンにした9対9を行い、その後はセットプレーの練習を念入りに行なって前日練習を終えている。

 ここまで2連敗中のネパールの印象を、手倉森誠監督は「アグレッシブで粘り強いと思うし、対人に対して怖がらないタフさがあり、一瞬のスピードがある」と語った。さらに「何をしてくるか分からない、何が起こるか分からないという警戒心を持たないといけないチーム」とグループ最下位に沈む相手にも警戒を示している。

 同日の同時刻に開催されるイラク対クウェートの結果によって、グループの順位が決定するが、まずは目の前の相手を倒すことが大事だ。「グループリーグ最終戦の高まりが決勝トーナメントに続くという話をしています。イラクに負けて強気に言うのもどうかと思いますが、イラクに負けて良かったというような結果を、皆で出して行きたい」と語ったように、指揮官の視線はネパール戦の先を見据えている。

(取材・文 折戸岳彦)

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