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インテルは敵地でドロー…今季初フル出場の長友は左右両ポジションこなす

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[9.21 セリエA第3節 パレルモ1-1インテル]

 セリエAは21日、第3節2日目を行った。日本代表DF長友佑都の所属するインテルは敵地でパレルモと対戦し、1-1で引き分けた。

 18日のELはメンバー外となっていた長友だが、この日は左MFで先発出場した。後半途中からはポジションを逆サイドに変えてプレー。今季リーグ戦3試合目にして初のフル出場を果たしている。

 インテルはいきなり先制点を食らってしまう。前半3分、エリア内でボールの処理にもたついたDFネマニャ・ビディッチがFWフランコ・バスケスに奪われ、そのままゴールネットを揺らされる。インテルにとっては今季、公式戦6試合目にして初めての失点になった。

 前半を押され気味に進めたインテルだが、42分、長友のパスを受けたMFマテオ・コバチッチがドリブルで持ち上がると、FWパブロ・オスバルドに当てる。リターンを受けるやいなや、迷わずミドルレンジからシュート。豪快にシュートを突き刺し、前半のうちに試合を振り出しに戻した。

 後半に入ると、インテルペースで進む。6分にはFKの流れからFWマウロ・イカルディがゴールネットを揺らすが、直前のプレーがオフサイドと判定され取り消し。後半11分からはDFダニーロ・ダンブロージオに代えてDFドドーを投入。長友を右MF、ドドーを左MFに配し、攻撃力を上げた。

 だがパレルモも粘り強い戦いを続ける。後半28分にはバスケスがクロスバー直撃のシュートを放つなど、あわやの場面も作り出す。守ってもインテルに勝ち越しゴールを許さず、勝ち点1ずつを分け合った。 


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