beacon

クロップ:「負傷者状況はダービーに影響しない」

このエントリーをはてなブックマークに追加

ギュンドアンの状態についても言及

 27日に行われるブンデスリーガ第6節で、ドルトムントは敵地でシャルケとの「ルールダービー」に臨む。145回目となる伝統の一戦に向けての会見で、ユルゲン・クロップ監督は「ダービーに対する情熱は変わらない」と話した。

 2試合続けて白星を挙げていないドルトムント。ダービーへの意気込みを問われたクロップ監督は、次のように返答した。

「もちろん、これまでそれぞれの試合に向けて状況は違ったが、このダービーの2戦は別格だよ。何があってもすべてを出し切る試合となる。周りでトラブルが起きない限り、ブンデスリーガでは一番特別なカードであり続けると思うよ」

 数多くの負傷者を抱えているドルトムントとシャルケだが、指揮官はダービーの盛り上がりとは関係ないと考える。

「本当に似たような問題を抱えている。それでもシャルケの方が我々より多少のオプションを残しているような印象だね。彼らはシドニー・サムか(クリスティアン・)クレメンス、(ロマン・)ノイシュテッターか(ジョエル・)マティプのどちらかの起用を選択することができる」

「我々にはそのような選択技はない。ただ、どちらの方が多くの負傷者がいるかなどを競っているわけではないし、お互い負傷者が多いのは確かだ。それが明日の試合に影響することはない。両チームとも11人の選手をピッチに送り出し、エキサイティングな試合になることに疑いはない」

 クロップ監督は、MFセバスティアン・ケールのシャルケ戦での復帰は見込めないと話した。DFマッツ・フンメルスの先発起用は「まだ決めていない」。負傷から復帰したFWチ・ドンウォンのメンバー入りはまだ確定していないという。

 またMFイルカイ・ギュンドアンの状態については、次のように話している。

「彼は、筋肉に軽い問題を抱えている。通常のチーム練習に参加していたが、彼の身体がどう反応するか様子を見なければいけない。14か月も離脱していたので、全体練習以上の負担をかけたりはしないよ」

「ただ、イルカイが出場すると報告できる日が近づいている。過去にはイリー(ギュンドアン)がもう戻らないかもしれないなどと報道されてきたが、それは忘れても良い。彼は100%戻る。あともう少しだ」

▼関連リンク
ブンデスリーガ2014-15特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP