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川島&小野先発のスタンダールは土壇場で追いつかれドロー

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[9.28 ベルギーリーグ第9節 スタンダール・リエージュ2-2リールス]

 ベルギーリーグは28日に第8節を行った。日本代表GK川島永嗣とFW小野裕二の所属するスタンダール・リエージュはホームでリールスと対戦し、2-2で引き分けた。先発出場した小野は後半37分までプレー。フル出場した川島は、11-12シーズンまで2シーズン在籍した古巣相手に好セーブを連発するもチームは勝ち切れなかった。

 開始から攻め込んだスタンダール前半35分に先制点を挙げる。DFジョルジュ・テイシェイラからのロングパスをDFイェレ・ファン・ダンメが頭で押し込み、先制のゴールネットを揺らす。さらに前半アディショナルタイム1分、左CKからFWトニー・ワットが後方に流し、DFローラン・シマンが折り返したボールをファン・ダンメが押し込み、前半を2-0で折り返した。

 攻撃の手を緩めないスタンダールは、後半5分にFWイゴール・デ・カマルゴがゴールネットを揺らすもオフサイド。同7分には、MFポール・ジョゼ・ムポクが2人に囲まれながら上げた左クロスをデ・カマルゴが倒れ込みながら右足で合わせたがクロスバーを叩いた。

 スタンダールが追加点を挙げれないでいると、徐々にリールスが攻勢を強める。後半22分、中途半端になったクリアボールを拾われ、シュートを打たれるも川島が左手一本で弾き出す。しかし、その1分後にアーリークロスをシマンがクリアできず、DFピエール・イブ・エンガワに頭で押し込まれた。

 後半29分にはリールスのMFエルナン・パブロ・ロサダがこの日2枚目の警告で退場。しかし、スタンダールも同37分にファン・ダンメが退場となった。このまま試合は終わると思われたが同45分、CKからスタンダールがまさかの失点を喫し、2-2で引き分けに終わった。


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