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[CL]先発復帰の香川が先制アシスト!!ドルトムントは3発快勝で2連勝

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[10.1 欧州CLグループリーグ第2節 アンデルレヒト0-3ドルトムント]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は1日、各地でグループリーグ第2節1日目を行い、MF香川真司の所属するドルトムント(ドイツ)は敵地でアンデルレヒト(ベルギー)と対戦し、3-0で快勝した。トップ下でフル出場した香川は前半3分に先制点をアシスト。3点目の起点にもなり、チームの勝利に大きく貢献した。

 9月27日のシャルケ戦(1-2)は後半12分からの途中出場だった香川。公式戦2試合ぶりの先発復帰となったこの日、前半3分にいきなり魅せた。軽く浮かした絶妙なスルーパスを通し、ゴール前に抜け出したFWチーロ・インモービレが右足ダイレクトでシュート。香川の移籍後公式戦初アシストでドルトムントが先制した。

 幸先よくリードを奪ったドルトムントはその後も立て続けにチャンスをつくる。前半10分、香川からのスルーパスを受けたMFケビン・グロスクロイツの折り返しにMFピエール・エメリク・オーバメヤンが合わせたが、右足のシュートは枠外。同26分にはオーバメヤンの浮き球のパスに反応したグロスクロイツのシュートがゴールネットを揺らしたが、惜しくもオフサイドの判定だった。

 前半30分にはグロスクロイツの右クロスに逆サイドから走り込んだDFマルセル・シュメルツァーが左足で合わせたが、GKが右足1本でセーブ。決定的な場面だったが、追加点とはならず、前半は1点リードで折り返した。

 後半も主導権を握るドルトムントだが、後半8分、インモービレの強烈なミドルシュートはGKがセーブ。粘り強いディフェンスで追加点を許さないアンデルレヒトは徐々にリズムをつかみ、攻撃の時間も増やしていった。

 ドルトムントは後半20分、グロスクロイツに代えてFWアドリアン・ラモスを投入。すると、この交代策がズバリ的中した。後半24分、右サイドからDFウカシュ・ピシュチェクがアーリークロス。ゴール前に走り込んだラモスが左足で流し込み、2-0とリードを広げた。

 アンデルレヒトも後半30分、FWアレクサンダル・ミトロビッチの左足シュートが右ポストを直撃する場面をつくったが、1点が遠い。すると後半34分、ドルトムントは香川のスルーパスから左サイドを抜け出したオーバメヤンがマイナスに折り返し、ラモスが右足で自身2得点目。3-0と突き放し、勝利を決定づけた。

 ドルトムントは9月16日のアーセナル戦(2-0)に続く完封勝利で2連勝。勝ち点を6に伸ばし、D組首位をキープした。


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