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[スポ東]上位追撃へ貴重な勝ち点3奪取!

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[スポーツ東洋 ゲキサカ版]
[9.27 第88回関東大学サッカーリーグ戦・後期2部リーグ第15節 東洋大3-0東農大]

 前節、法大相手に粘り強い試合を見せた東洋大は今節、10位の東農大と対戦した。早い時間帯で3点をリードし、落ち着いた試合運びで前半を終える。後半に入っても攻勢を強める相手に対し反撃を許さず、前半の3点を守り切った形で勝利を収めた。

東洋大3-0(3-0)関学大


<出場メンバー>
▽GK
伊藤俊祐(1年=柏U-18)
▽DF
石坂元気(3年=広島ユース)
瀧澤修平(3年=東洋大牛久高)
郡司昌弥(3年=柏U-18)
筑井駿(4年=前橋育英高)
74分→飯島樹生(2年=流経大柏高)
▽MF
徳市寛人(2年=東福岡高)
小島正之介(3年=常総アイデンティU-18)
85分→小山北斗(3年=帝京高)
斉藤昂太(4年=八千代高)
仙頭啓矢(2年=京都橘高)
▽FW
遊馬将也(3年=武南高)
72分→川森有真(4年=広島ユース)
平石直人(4年=帝京高)

 試合はいきなり動いた。前線で徳市が競り合ったボールがディフェンスラインの裏に抜けると、反応した仙頭がゴールキーパーとの一対一を落ち着いて決めて開始早々に1点を先制する。その後も前からの積極的なプレスが効き、相手にボールを持たせない。すると、10分には相手のクリアミスを仙頭がダイレクトでシュート。相手ディフェンダーにブロックされるが、そのプレーで得たCKをファーサイドで郡司昌が合わせ追加点を決める。点差を2点とし、試合を優位に進めていく。21分には左サイドで筑井と平石がワンツーでチャンスをつくるも得点には至らない。さらに攻め続ける東洋大。26分に平石が仙頭、斉藤とつながったボールをディフェンスラインの裏で受け、冷静にゴールへ流し込みリードを3点とした。30分過ぎから相手に押し込まれるシーンが多くなるも守備陣が高い集中力でしのぎ、前半終了。

 後半も遊馬のシュートを皮切りに果敢に攻め込む。しかし、53分に攻勢に転じた相手に立て続けにシュートを打たれる。それでも瀧澤、郡司昌のセンターバックを中心に体を張ったブロックで反撃を許さない。そして65分には決定的なチャンスが訪れる。カウンターから右サイドで仙頭がドリブルで持ち込みクロスを上げ、飛び込んだ平石が合わせようとするもわずかに届かず。その後何度も攻め立てるもなかなか追加点が奪えないでいたが、終始ボールを支配し続け相手に決定的なチャンスをつくらせない。終了間際の87分には途中出場の川森が中央でボールをカットし仙頭へパス。ボールを受けた仙頭は左サイドの平石にパスを出し、シュートを打つもわずかに外れる。その後も危なげない試合運びを見せ2連勝とし、次節へ弾みをつける勝利となった。

 前半の早い段階で3点をリードし、90分間自分たちのペースで試合を進めた。守備陣も高い集中力を随所に見せており、守備の安定感が攻撃の爆発につながっているといって良いだろう。次節は1部昇格のためにも負けられない2位・神大との重要な一戦を控える。今節の勢いそのままに上位陣を撃破したいところだ。

[写真]先制点は相手の隙を見逃さない仙頭のプレーから生まれた

(文 スポーツ東洋 豊川拳大)
(写真 横山恵美、国府翔也、吉本一生)

[次節試合予定]
第16節・10月5日神大戦(13:50@青学大緑ヶ丘G)

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