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U-21代表帰りの福岡FW金森「もっと質を高めないと」

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[10.4 J2第35節 千葉3-0福岡 フクアリ]

 アジア大会を終えてチームに合流後初戦を迎えたが、納得できる出来ではなかった。U-21日本代表として日の丸を背負ったアビスパ福岡のMF金森健志は、試合後の取材エリアで歯がゆい表情を見せた。

 序盤こそ千葉にリズムを作られたものの、徐々に盛り返した福岡は前半10分過ぎからシュートチャンスを生み出した。前半13分には金森のヒールパスからFW酒井宣福が決定機を迎えるが、得点にはつながらず。その後も金森は数人に囲まれながらも突破を試みるなどゴールを目指し続けたが、最後まで福岡に得点は生まれなかった。

「(福岡での)久し振りの試合だったので、楽しみな気持ちで臨みました。失点した後も諦めずに続けられましたが、チームの勝利に貢献できなかったというのは本当に残念です。もっともっと質を高めないといけません」と唇を噛んだ。

 U-21代表として臨んだアジア大会ではグループリーグ第2戦イラク戦で初出場を果たし、準々決勝韓国戦でもピッチに立った。しかし、ともに試合途中からの出場であり、韓国戦では後半アディショナルタイムからの投入だった。

「アジア大会に行って、悔しい思いしかしていないので」とベスト8で終わった大会を振り返ると、「また代表に呼ばれるためには、チームで結果を残さないといけませんし、しっかり個人としても成長しないといけません。もっともっと上を目指してやっていきたい」とさらに成長していこうと決意を表した。

(取材・文 折戸岳彦)

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