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2ゴール演出の千葉MF幸野「ようやく第一歩を踏み出せた」

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[10.4 J2第35節 千葉3-0福岡 フクアリ]

 加入が発表されてから約2カ月。ジェフユナイテッド千葉MF幸野志有人は「ようやく…。初めて結果を残せた」と感慨深げに試合を振り返った。

 前半から主導権を握った千葉は後半に猛攻を仕掛け、後半15分にFW森本貴幸のゴールで先制に成功する。その後6分間で3ゴールを叩き込むことになるが、追加点を演出したのが幸野だった。

 まずは後半17分。右サイドでボールを受けると、逆サイドでフリーになったDF中村太亮への正確なパスでアシストを記録する。「最初は縦に入れようと思ったんですけど、相手が縦を切ってきたので。中にドリブルをしたら逆サイドが見えたし、オフサイドギリギリのところで待っていてくれたので、良いところに蹴れたかなと思います」と振り返った。

 さらに後半20分には、相手CKからの流れでカウンターの好機を迎えると、一気に前線へと駆け上がる。MF町田也真人からパスを引き出すと、ゴール中央へと走り込んだDFキム・ヒョヌンへパスを送ってダメ押しとなるチーム3点目を演出した。

 この場面では幸野自身がシュートまで持ち込める体勢になっていたが、パスを選択している。「もちろん自分でも取りたかったですよ」と笑って答えたが、チームの勝利をより確実なものにするための選択だったと話した。「僕のシュートコースは消されたと感じていました。しっかりとキムが中まで走ってきてくれていたので、彼に入れた方が(ゴールの)確率が高いと思ったので、そっちを選択しました」。

 21歳の若さながらも、ここまで多くの移籍を経験してきた。シーズン途中の移籍も今回が初めてではない。だからこそ、「毎回移籍するときは相当悩んで決めていますし、途中から入る難しさも感じています」と語ると、加入から2カ月を迎えようという今も「まだまだもがいていますよ」と明かした。

 しかし、この日の2アシストは本人も自信につながると胸を張った。「今までは自分の納得いくプレーができていませんでしたが、今日、かなり手応えがあったというか、ようやく結果を残せたので自信になります。ようやく第一歩を踏み出せたと思うので、これからドンドン良くなっていくと思いますし、次はゴールを決められるように頑張ります」。21歳の若武者はもがきながらも、着実にチームに浸透して大きな力になろうとしている。

(取材・文 折戸岳彦)

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