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残留争いはさらに混沌…大宮脱出の降格圏は清水とC大阪に

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 J1は5日、第27節を各地で行った。大混戦となっている残留争いがさらに熾烈を極める結果となった。

 残留を争うチーム同士の直接対決となった14時開始の17位清水エスパルス対14位セレッソ大阪は3-0で清水が勝利。8戦ぶりの勝利を挙げて、順位を交代させた。ただこの時点では降格圏脱出は確定せず、この後の試合の結果次第となった。

 15位と残留圏ギリギリにいるベガルタ仙台は、ホームで14戦無敗記録を継続中のFC東京と対戦。しかし仙台は後半30分にFW赤嶺真吾が先制点を奪うと、この得点を守り抜き、1-0で勝利。7試合ぶりの勝利で、勝ち点を29に伸ばし、今節の降格圏転落を阻止した。

 残すは注目のこちらも残留争い直接対決となった13位ヴァンフォーレ甲府と16位大宮アルディージャの対決だが、結果はアウェーの大宮が1-0で勝利。勝ち点を28に伸ばすと、得失点差で清水を上回り、15位に浮上。約5か月ぶりに降格圏を脱出した。

 この結果、降格圏内の17位はC大阪、16位は清水となった。しかし、13位仙台と17位C大阪の差はわずかに「3」。さらに14位甲府、15位大宮、16位清水は勝ち点28で並んでおり、前節終了時を上回る混戦状態となった。J1は残り7試合。まだまだ目の離せない戦いは続く。

26節終了時
順位、チーム(勝ち点)得失点
13位 甲府 (28) -8
14位 C大阪 (26) -3
15位 仙台 (26) -16
16位 大宮 (25) -16
17位 清水 (25) -18

→27節の結果反映
13位 仙台 (29) -15
14位 甲府 (28) -9
15位 大宮 (28) -15
16位 清水 (28) -15
17位 C大阪(26)-6


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