beacon

J3第27節…リーグ新記録7連勝の金沢が首位堅持、5発快勝の長野が2位浮上

このエントリーをはてなブックマークに追加
 J3第27節が10月4日、5日に全国各地で開催された。初年度のJ3は12クラブによる3回戦総当たりのリーグ戦を行って覇権を争うことになる。

 25節に首位に立ち、6連勝中のツエーゲン金沢Y.S.C.C.横浜をホームに迎えた。YS横浜にチャンスを作られながらも、GK原田欽庸の好セーブでしのいだ金沢が前半44分に先制点を奪う。左サイドからのクロスをFW水永翔馬がヘッドで中央へ流すと、フリーで待ち構えていたMF富田康仁が落ち着いてネットを揺らして1-0とする。さらに後半21分に数的優位に立つと、同25分にはMF山藤健太が蹴り込んでリードを広げる。後半32分にCKの流れからMF中西規真に決められて1点差に詰め寄られるも、そのまま逃げ切って2-1の勝利を収めた。リーグ新記録となる7連勝を飾った金沢は、首位を堅持している。

 2位のFC町田ゼルビアは4位のガイナーレ鳥取との上位対決を迎えた。前半42分にFW鈴木孝司がPKを外した町田だったが、前半アディショナルタイムにMF戸高弘貴が鋭い突破からゴールを陥れて先制に成功する。しかし、後半に入り鳥取が反撃に出る。後半16分にMF安田晃大が決めて同点に追い付くと、同31分にはセットプレーからFWハマゾッチがヘディングで叩き込んで逆転。その後、スコアは動かずに鳥取が2-1の勝利を収めた。

 JリーグU-22選抜とホームで対戦した3位のAC長野パルセイロは、攻撃陣が爆発。序盤からJ-22ゴールを襲う長野は、前半22分にFW勝又慶典のゴールで先制すると、同27分にDF松原優吉、同43分にMF佐藤悠希が加点して、前半だけで3-0とリードを奪う。後半に入っても攻撃の手を緩めない長野は後半19分にMF西口諒、さらにアディショナルタイムにはMF畑田真輝が決めて大量5ゴールをマーク。守備陣もJ-22をシュート1本に抑えて5-0の完封勝利を飾り、町田をかわして2位に浮上した。

 福島ユナイテッドFCブラウブリッツ秋田との東北ダービーを2-0で制し、藤枝MYFCグルージャ盛岡を2-0で下した。SC相模原FC琉球の一戦は1-1のドローに終わっている。

以下、J3第24節試合結果

10月4日(土)
金沢 2-1 YS横浜 [石川西部]
10月5日(日)
福島 2-0 秋田 [とうスタ]
町田 1-2 鳥取 [町田]
相模原 1-1 琉球 [ギオンス]
盛岡 0-2 藤枝 [盛岡南]
長野 5-0 J-22 [佐久]


J3日程表
J3順位表
J3得点ランキング
J3クラブガイド

TOP