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[スポ東]全員守備で完封勝利 昇格に近づく3連勝!

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[スポーツ東洋 ゲキサカ版]
[10.11 第88回関東大学サッカーリーグ戦・後期2部リーグ第17節 東洋大2-0日大]

 前節予定されていた神大との対戦が台風の影響で延期され、約2週間振りのリーグ戦は日大との対戦となった。32分、遊馬がGKとの一対一を制し先制点を挙げる。後半に突入すると日大の猛攻に耐える時間が続くも、ゴールは割らせない。すると、81分に徳市からのパスに反応した平石が追加点を奪う。試合はこのまま終了し、連勝を3に伸ばした。

東洋大2-0(1-0)日大

<得点者>
21分 遊馬
27分 平石

<警告>
79分 徳市

<出場メンバー>
▽GK
浅沼優瑠(4年=成立学園高)
▽DF
石坂元気(3年=広島ユース)
瀧澤修平(3年=東洋大牛久高)
郡司昌弥(3年=柏U-18)
筑井駿(4年=前橋育英高)
79分→飯島樹生(2年=流経大柏高)
▽MF
徳市寛人(2年=東福岡高)
81分→小山北斗(3年=帝京高
小島正之介(3年=常総アイデンティU-18)
斉藤昂太(4年=八千代高)
仙頭啓矢(2年=京都橘高)
▽FW
遊馬将也(3年=武南高)
平石直人(4年=帝京高)
81分→川森有真(4年=広島ユース)

 今節の対戦相手は今季の開幕戦、ホームグラウンドでまさかの敗戦を喫した日大だ。昇格争いに生き残るためにも勝ち点3を奪取したい東洋大だったが、序盤はサイドを起点に攻められる。9分、右サイドからのクロスにフリーでシュートを打たれるもポストに助けられた。20分にも、自陣でのパス交換中にボールを奪われ、ペナルティーエリア内でシュートを放たれてしまう。しかし、けがから復帰したGK浅沼が右足一本でシュートを防ぐ。再三、決定的なチャンスを作られながらも浅沼を中心に守備陣がゴールを死守。すると、32分に均衡が破れた。自陣からの徳市のロングボールを仙頭が頭でそらすと、遊馬に渡る。競り合いで相手DFに勝つと、そのままドリブルで抜け出しGKと一対一に。冷静に相手の動きを読み、ゴール右隅に沈めた。3戦連続の先制点に応援席も大いに盛り上がる。前半はこのまま1対0で終了した。

 後半は防戦一方の戦いとなった。46分、ペナルティーエリア手前からミドルシュートを放たれる。ボールはゴール左にそれ、事なきを得るがその後も相手の攻勢に耐える時間が続く。それでも郡司昌、瀧澤の両センターバックを中心に全員が自陣に戻り、組織的な守備でゴールを許さない。すると35分、遊馬のポストプレーから徳市がボールを拾うと平石にパスを供給する。平石は相手DFに体を寄せられながらも、飛び出してきたGKの頭上を越えるシュートを放つ。ボールはゴールネットを揺らし、待望の追加点となった。その後は、危なげなく試合をコントロールし試合は終了。3試合連続で勝利を手にした。

 関学大戦の敗戦以降、「このままではいけないとチーム全体で話し合った」と浅沼が語るように、昇格にかける選手たちの思いは以前に増して強くなっている。気温が高いこともあり、足をつる選手も出た今試合。しかしその思いの下、最後までチームとして走り切り、必死に勝ち点3を全員でもぎ取った。次は、台風で延期となった2位・神大との昇格を争う直接対決。3連勝の勢いそのままに、一気に昇格圏内に駆け上がる。


[写真]今季の得点数を9に伸ばしたエース・遊馬

[今後の試合予定]
第16節(延期分)10月15日神大戦(12:50@青学大緑ヶ丘G)

(文 スポーツ東洋 村田真奈美)
(写真 小泉真也 吉本一生 横山恵美)


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