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内田フル出場のシャルケ、ディ・マッテオ体制初陣を飾る

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[10.18 ブンデスリーガ第8節 シャルケ2-0ヘルタ・ベルリン]

 ブンデスリーガは18日、第8節1日目を行い、DF内田篤人の所属するシャルケはホームでMF細貝萌とFW原口元気の所属するヘルタ・ベルリンと対戦し、2-0で勝った。内田は右SB、細貝はボランチでフル出場。2試合連続のベンチスタートとなった原口は後半27分から途中出場した。

 今月7日にイェンス・ケラー前監督を解任し、元チェルシー監督のロベルト・ディ・マッテオ新監督が就任したシャルケ。前半8分、MFケビン・プリンス・ボアテングが右サイドのスペースに展開すると、オーバーラップしてきた内田がダイレクトでグラウンダーのクロスを入れる。ゴール前にはMFエリック・マキシム・シュポ・モティング、さらにはFWクラース・ヤン・フンテラールも飛び込んだが、わずかに合わせ切れなかった。

 ヘルタも前半14分、MFペア・シルヤン・シェルブレットのシュートをGKが弾いたところにDFペテル・ペカリークが詰めたが、シュートはDFクリスティアン・フクスの体に当たってゴールならず。決定的なチャンスを逃すと、シャルケは同19分、MFユリアン・ドラクスラーの左クロスにフンテラールが頭で合わせ、先制点を奪った。

 フンテラールの2戦連発となる今季3得点目で前半を1点リードで折り返したシャルケ。後半はヘルタの反撃に遭い、押し込まれる時間が続いたが、後半20分にドラクスラーが左足ミドルを叩き込み、少ないチャンスを生かして2-0とリードを広げた。

 2点ビハインドとなったヘルタは後半27分、MFバレンティン・シュトッカーに代えて原口を投入。2試合ぶりの出場となった原口は左サイドに入り、内田とマッチアップした。攻勢を強めるヘルタは再三、好機をつくったが、最後まで1点が遠く、0-2の零封負け。シャルケはディ・マッテオ体制初陣を完封勝利で飾り、2試合ぶりの勝ち点3を手にした。


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