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[MOM1150]宮城県FW櫻井敬正(仙台育英高2年)_全国総体2発のFW、国体でも決勝点

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ] 
[10.18 国体少年男子2回戦 北海道 0-1 宮城県 長崎県立百花台公園サッカー場(人工芝)]

 宮城県チーム唯一の2年生が試合を決めた。後半16分、宮城は右CKのクリアボールを拾ったMF舘田晃太が左足でクロスを入れると、ファーサイドのCB上田健斗がコントロールしてFW櫻井敬正(仙台育英高2年)へつなぐ。櫻井が中央方向へ持ち込みながら右足を振り抜くと、ゴール前の混戦を抜けたボールはゴール左隅へ吸い込まれた。「国体は去年、自分出れていない。今年が初めてで結果求めてやってきた。国体から有名になった選手とか、活躍して選手権、総体で活躍している選手がいっぱいいる。自分が目立つためとか結果を求めてやっていきたい」というストライカーが結果を出した。

 キープ力とシュートに自信を持っている櫻井は今夏の全国高校総体初戦で大阪桐蔭高から決勝ゴール。続く向上高戦でもゴールを決めるなど全国舞台で躍動している注目FWだ。「どんな相手でも自分が最後は決める。得点王とかそういうところ求めて。自分は足速くないし、そこまで技術もない。裏走ったリ動きで相手を剥がしてシュートを決める」というFWは今大会で全国総体に続く活躍を見せて知名度をさらに上げる可能性がある。仙台育英では先輩DF熊谷駿の来季甲府加入が内定。櫻井は「駿君もプロ行ったし、自分らの代でもプロ行く選手出さないといけない。その中で自分がプロ行けたらいい」とプロ入りのために成長することを目指している。

 今回の宮城県選抜では唯一の2年生。村岡正良監督(仙台三高)は「ミニ国(東北予選)では活躍できなくて、本国(本大会)では頑張りますと言っていた」と説明していたが、決勝ゴールを決めて見事に期待に応えた。チームメートの15人全てが下級生なだけに、「言うところ言わなければいけないし、言いすぎても上手くいかないから。難しいです」とリーダーはプレー以外の面でも気を遣っている部分がある。チームにしっかりと溶け込んでいるが、ミーティングの態度が悪ければ、しっかりと引き締めるなど厳しい姿勢も見せて、チームをよりよい方向に向かわせている。
 
 この日、宮城は国体がU-16大会となってから初勝利。ただ「満足せずにやっていきたい」と誓うFWはキープ力や得点力を発揮してチームの勝利に貢献し、少しでも全国でアピールする。 

(取材・文 吉田太郎)
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