[10.18 リーガ・エスパニョーラ第8節 バルセロナ3-0エイバル]

　リーガ・エスパニョーラは18日、第8節を行い、バルセロナが史上初の1部での戦いを続けるエイバルをホームに迎えた。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半に入りバルセロナ攻撃陣が爆発。後半15分にMFシャビ・エルナンデスの先制点を皮切りにFWネイマール、FWリオネル・メッシが立て続けにゴールを陥れて3-0の完封勝利を飾った。

　リーグ戦7試合6勝1分の無敗、さらに無失点で首位を走るバルセロナが序盤からボールを支配するが、5バック+中盤3枚で堅固なブロックを形成するエイバルを崩し切れず。PA内に侵入しようものなら、複数人に囲まれて自由を奪われた。

　しかし、そんな中でもチャンスを作り出し、前半20分にDFダニエウ・アウベスとのワンツーから抜け出したメッシがGKシャビ・イルレタとの1対1を迎えるが決め切れず。さらに同24分には強引に中央突破したメッシが狙ったものの、シュートは枠を捉え切れなかった。

　逆に後半41分にはスルーパスに反応したMFアンデル・カパにGKクラウディオ・ブラボまで抜かれる危機を迎えたが、無人のゴールに流し込むだけのシュートをカパが外して一命を取り留める。さらに同44分にも縦パス1本でFWサウール・ベルホンに完全に抜け出されるも、これはブラボの好セーブでしのいだ。

　スコアレスで迎えた後半に入るとバルセロナが攻勢を強め、ついにエイバルゴールをこじ開ける。後半15分、メッシとのワンツーから一気にPA内に侵入したシャビが鮮やかなタッチでループ気味のシュートを沈めて、1-0と均衡を破る。さらに同27分にはD・アウベスのクロスをネイマールがボレーで叩き込んで、リードを2点差に広げた。

　完全に勢いに乗ったバルセロナは後半29分、メッシがネイマールとのワンツーから左サイドを突破。追いすがるDFを一気に振り切ると、左足で流し込んで3-0とした。この得点はメッシにとってリーガ通算250得点となり、通算得点ランキングトップのテルモ・サラ氏(251得点)の記録にあと1ゴールに迫った。

　そのまま逃げ切ったバルセロナは3-0の完封勝利で首位を堅持。いまだ無失点のまま、次節のクラシコを迎える。

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