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[CL]10人のバーゼルが土壇場被弾でB組2位争いは混沌…柿谷は出番なし

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[10.22 欧州CLグループリーグ第3節 ルドゴレツ1-0バーゼル]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は22日、各地でグループリーグ第3節2日目を行った。B組では日本代表FW柿谷曜一朗の所属するバーゼル(スイス)が敵地でルドゴレツ(ブルガリア)と対戦し、1-0で敗れた。ベンチスタートとなった柿谷は、最後まで出番は回ってこなかった。

 立ち上がりから圧力を掛けるバーゼルだが、なかなか決定機を作ることができないでいると、前半18分にDFコスミン・モツィの足を踏みつけたMFジョフリー・セレイ・ディエが一発退場。バーゼルは残り時間を10人で戦うこととなった。

 前半28分、ショートカウンターからFWデルリス・ゴンサレスが中央突破。MFダビデ・カラとのワンツーからD・ゴンサレスがダイレクトで右足を振り抜いたが、GKの好守に阻まれた。その後は、ルドゴレツの攻撃に押し込まれる時間が続いたが、失点を許さずにスコアレスで前半を折り返した。

 数的不利のバーゼルは後半も守勢を強いられた。それでもGKトマーシュ・バツリークを中心に集中力の高い守備を展開。しかし、後半37分に一瞬の隙を突かれて、DFジュニオル・カイサラの浮き球パスをPA左で受けたFWハムザ・ユネスが決定的なシュートを打たれたが、GKバツリークの好セーブで難を逃れた。

 しかし、後半アディショナルタイムに試合が動く。左サイドを攻め上がったMFヨルダン・ミネフが中央に切れ込んで右足一閃。味方DFがブラインドとなって、GKバツリークが一歩も動けずゴール左隅に決まって、先制点。再三攻め込んだルドゴレツが土壇場で試合を動かし、1-0で欧州CL初勝利を挙げた。

 なお、B組もう一方のレアル・マドリー対リバプールは3-0でレアルが勝利したため、勝ち点3で3チームが並ぶことになった。


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