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マッツァーリ、モラッティ発言に「エネルギーの浪費はしない」

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結果が出ずに批判も浴びるインテル指揮官

 インテルは23日、ヨーロッパリーグ(EL)・グループF第3節でサンテティエンヌと対戦する。ワルテル・マッツァーリ監督は前日会見で、マッシモ・モラッティ名誉会長の発言に応じるつもりはないとし、試合に集中していると強調した。

 リーグ前節ナポリ戦で内容に改善が見られたものの、2-2のドローと3試合白星なしに終わったインテル。一部のサポーターからは、マッツァーリ監督にブーイングも飛んでいる。モラッティ名誉会長も先日、状況が改善されなければ指揮官は困難に陥ると発言したところだ。

 これに対し、マッツァーリ監督は次のように話している。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。

「モラッティ名誉会長の発言を考えている時間はない。だから、それに応えるというエネルギーの浪費はしないよ。私はサンテティエンヌ戦に集中している。私が望むのは、選手たちが私の指導の下で成長し、最大限のパフォーマンスを見せることだけだ」

「チームは常に私についてきてくれた。それは疑いない。ブーイング? 聞いていないよ。試合前はロッカールームにいるからね。ブーイングが選手たちのモチベーションを奪い、パフォーマンスに影響しないことだけを願っている」

 マッツァーリ監督はナポリ戦に続いて内容面での改善を続けなければいけないと強調。また、ナポリ戦でのミスが指摘されたDFネマニャ・ヴィディッチを擁護している。

「私は継続性を求めている。ナポリ戦と同じアプローチをしてほしい。ナポリ戦の前半のレベルを保つことができれば、我々は(リーグ)3位以内を目指すことができるはずだ」

「ヴィディッチは素晴らしいリーグ戦を送っている。いくつかミスはあったが、それは3バックか4バックかによるものではない。ナポリ戦でのカジェホンの(先制)点は、彼のミスではなかった。チームメートのミスだ」

 サンテティエンヌに対しては次のように警戒を表した。

「彼らのことは研究してきた。このレベルのほかのチームと同じように、リスペクトしなければいけない。彼らには重要な価値がある。彼らはリーグアンで素晴らしいリーグ戦を過ごしているんだ。今やリーグアンはセリエAにとても近いレベルのリーグだよ」


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