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レアルが逆転でクラシコ制す…C・ロナウドは出場全試合得点で16ゴール目!!

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[10.25 リーガ・エスパニョーラ第9節 R・マドリー3-1バルセロナ]

 リーガ・エスパニョーラは25日、第9節が開催され、サンチャゴ・ベルナベウではレアル・マドリーバルセロナが激突するクラシコが行われた。前半4分にFWネイマールの得点で先制を許したレアルだが、同35分にFWクリスティアーノ・ロナウドのゴールで同点に追い付く。後半に入るとDFペペ、FWカリム・ベンゼマにゴールが生まれ、レアルが3-1の逆転勝利を収めた。

 6勝2敗で3位につけるレアルは5連勝と調子を上げてきており、特にここ5試合で25得点を挙げる攻撃陣は絶好調をキープ。中でもエースのC・ロナウドは、開幕8節で15ゴールと得点を量産している。対する首位のバルセロナは7勝1分と無敗を継続するだけでなく、無失点と鉄壁の守備を誇る。そして、4カ月の出場停止処分が明けたFWルイス・スアレスを先発起用して、伝統の一戦を迎えた。

 試合はファーストシュートで動いた。前半4分、右サイドのスアレスからサイドチェンジのボールを受けたネイマールがゴール中央に切り込むと、あっさりとDF2人を置き去りにして右足を振り抜く。GKイケル・カシージャスの左を抜いたボールはネットを揺らし、アウェーのバルセロナが先制に成功した。

 しかしホームで負けられないレアルが、すぐさま反撃に出る。前半6分に左サイドのMFハメス・ロドリゲスからのパスに反応したベンゼマがワンタッチでゴールを狙うも、シュートは枠を捉え切れず。バルセロナゴールを脅かし続けるレアルは、同11分にC・ロナウドのクロスからベンゼマがヘッドで狙うもクロスバーに阻まれ、さらにこぼれ球に反応したベンゼマが再びシュートを放ったが今度はポストにはね返された。

 前半23分にFWリオネル・メッシに決定機を作られながらもカシージャスの好セーブでしのいだレアルが、同35分に同点に追い付く。DFマルセロのグラウンダーのクロスをDFジェラール・ピケがハンドで止めて得たPKを、C・ロナウドが落ち着いて蹴り込んで試合を振り出しに戻した。C・ロナウドはリーグ戦出場8試合すべてで得点を記録して今季のゴール数を16に伸ばし、バルセロナにとっては今季リーグ初失点となった。

 1-1のまま後半を迎えると、立ち上がりにレアルが試合をひっくり返す。後半5分、MFトニ・クロースが蹴り出したCKをフリーになったペペが豪快にヘッドで叩き込んで、スコアを2-1とした。同11分にはバルセロナの反撃に遭い、DFジェレミー・マテューに強烈なミドルシュートを枠内に飛ばされるが、カシージャスが横っ飛びのセーブで弾き出して同点ゴールを許さない。

 すると後半16分、レアルに追加点が生まれる。カウンターを発動させるとMFイスコ、C・ロナウドを経由してボールを受けたJ・ロドリゲスがベンゼマへスルーパスを送る。走り込んだベンゼマが右足で豪快に決めて、リードを2点差に広げた。

 その後、追加点こそ生まれなかったものの、バルセロナにも得点を許さなかったレアルが3-1の逆転勝利を収めて6連勝を記録。一方のバルセロナは今季初黒星を喫した。


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