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長友欠場インテルは4戦ぶり勝利も…会長は監督進退問題で意味深発言

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 セリエAは26日、第8節を各地で行った。日本代表DF長友佑都の所属するインテルは敵地でチェゼーナと対戦し、1-0で勝利した。前半30分にFWロドリゴ・パラシオが獲得したPKをFWマウロ・イカルディが決めた。なお、ふくらはぎ負傷のため離脱中の長友はベンチ入りメンバーから外れている。

 4試合ぶりの白星を挙げたインテルだが、ワルテル・マッツァーリ監督の進退を問う声は強まりをみせている。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、試合後、インドネシアメディアのインタビューに応じたエリック・トヒル会長が「マッツァーリと私の間には信頼関係があるが、進退については公平に判断する必要がある。あと2試合、様子を見てみよう」と意味深な発言をしたと伝えている。

 インテルはマッシモ・モラッティ名誉会長が24日に同職を辞任することを発表。クラブ株式は保有し続けるようだが、イタリア国内では様々な憶測を呼ぶ大ニュースとなっている。これまで以上にトヒル色が強まることが予想される中で、どのような改革が進められるのか。名門が完全な転換期を迎えていることは間違いなさそうだ。

 その他の試合では、公式戦ここ2試合勝利のなかったユベントスが、ホームでパレルモに2-0で勝利し、首位をキープした。前日の試合で2位ローマがサンプドリアとスコアレスドローとなっていたため、勝ち点差は3に広がっている。

 ナポリはホームでベローナに6-2で大勝。FWゴンサロ・イグアインがトリプレッタの活躍を見せるなど、攻撃陣が弾爆発している。ラツィオはホームでトリノに2-1で勝利。今季限りでの現役引退を表明しているFWミロスラフ・クローゼの今季初ゴールが決勝点になっている。

 ウディネーゼはホームでアタランタに2-0で快勝し、3位に浮上。日本代表MF本田圭佑の所属するミランはホームでフィオレンティーナと1-1のドロー。ジェノアは敵地でキエーボを下し、今季3勝目を挙げている。

 セリエAの第9節は28日、29日、30日に行われる。


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