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英アマチュアリーグで珍事 ガーンジーFCが飛行機に乗れず試合は延期に

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 英アマチュアリーグのイスミアンフットボールリーグに所属するガーンジーFCは、25日にリーグ戦のカーシャルトン・アスレティックと対戦する予定だった。しかし、午前7時の飛行機に乗らなければならないガーンジーFCは、8時半のフライトに乗ってしまったという。

 BBCに対して「完全に私の失態だ」と謝罪するのは、ガーンジーの事務局長マーク・レ・ティシエ氏だ。「全ての飛行機は予約されてしまっており、別のものに乗ることは出来なかった」と、説明している。

 ガーンジーFCは、イギリス海峡のチャンネル諸島に位置するイギリス王室属領のクラブで、選手たちは平日に仕事をして、週末のリーグ戦を戦っている。そのため、平日開催の試合では主力がそろわずに、苦戦をしいられてきた。25日に行われるはずだったカーシャルトン・アスレティック戦は、木曜の夜に行われることになるようだ。

 一方、カーシャルトン・アスレティックのクリス・ブランチャード氏は、対戦相手に同情しなければならないと話す。ガーンジーFCは、英国で試合を行う際に、自分たちの移動費を支払うのはもちろん、対戦相手が、自分たちのホームに来るときも移動に掛かる費用を負担しなければならない。

「彼らは、試合を実現するために、すごくすごく努力してくれた」とブランチャード氏は言う。「同じ事務局長として、マークにはシンパシーを感じている。彼らにとっては、本当に悪夢だっただろう。時に起きてしまうことだし、次に進まなければいけない。試合の延期が決定してから、マークとは話をしたよ。できるだけ早く、試合の日程を再調整したい」と、前向きに話している。

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