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独紙評価:内田、各メディアで軒並みチーム最高の採点 2大紙がベストイレブンに選出

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アウクスブルク戦で決勝アシスト、『キッカー』ではMOMにも

 シャルケは10月31日のブンデスリーガ第10節でアウクスブルクと対戦し、1-0とホームで勝利を収めた。決勝点をアシストしたDF内田篤人は、ドイツメディアに絶賛されている。

 内田は37分、自陣の高い位置で相手のパスをカットすると、そのまま右サイドを独走。ペナルティーエリア右の深い位置から鋭いクロスを入れ、ファーでフリーになっていたFWクラース・ヤン・フンテラールの決勝点をアシストした。

 アシスト以外にも精力的な守備を見せ、ブンデスリーガの公式ウェブサイトでマン・オブ・ザ・マッチに選出された内田は、各メディアでもそれぞれチーム最高の評価を与えられている。

 ドイツ『ビルト』(チーム平均点3.54)は、内田とフンテラールに2とチーム最高タイの採点をつけた。GKラルフ・フェールマン、DFベネディクト・へベデスが3と及第点で続き、そのほかの9選手は4と低めの採点となっている。なお、内田は『ビルト』のベストイレブンに選出されており、これが今季3度目となる。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

 『キッカー』(チーム平均点3.4)は、内田に1.5とチーム単独の最高点をつけた。フンテラール、フェアマン、へベデスが3となっている。DFロマン・ノイシュテッター、序盤に負傷交代を強いられたMFユリアン・ドラクスラーの代わりに入ったFWシネドゥ・オバシが3.5、そのほかの選手たちは4だった。

 また、『キッカー』は内田をマン・オブ・ザ・マッチとベストイレブンにも選出した。『キッカー』でのベストイレブン選出は今季2度目。寸評では、「守備において注意深く、献身的で1対1にも強かった」と守備的な働きも高く評価された。

『ヴェストドイチェ・アルゲマイネ』(チーム平均点3.27)でも、内田の採点は2とチーム単独の最高点。フンテラールが2.5と続いた。同メディアは寸評で、次のように内田をたたえている。

「最高の走りからフンテラールのゴールを可能に。契約延長を決めた翌日、内田はゲームを決定づけるひらめきを見せた。また、自陣ペナルティーエリア内でトビアス・ベルナーからボールを奪った場面(83分)で、完全に『マン・オブ・ザ・マッチ』となった」

 勝ち点を14としたシャルケは8位に浮上。次節は16位フライブルクとアウェーで対戦する。

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