CL最多出場記録を144試合に更新

　4日のチャンピオンズリーグ(CL)・グループB第4節、レアル・マドリーはホームでのリヴァプール戦を1-0で制した。CLで144試合目の出場を果たし、同大会の歴代最多出場記録を更新したGKイケル・カシージャスは、自身の記録とチームの勝利への満足感を表している。

　スペイン代表GKは、同国『TVE1』とのインタビューで次のようにコメントしている。

「記録とチームの勝利に満足している。宿題(グループリーグ突破)を済ませた僕たちはリーガ、コパ・デル・レイ、クラブ・ワールドカップに集中できる」

　40歳までマドリーでプレーする意欲があるかを問われると、こう返答した。

「そうできたら良いね。競争は激しいが、レアル・マドリーで楽しみ続けるために一試合一試合を争っていくよ」

　試合については、次のような感想を述べている。

「僕たちは厳しく、難しい試合をこなして、この一戦を迎えた。今日は先制点を決めた後に、試合をコントロールできたね」

　12連勝中と好調のマドリーだが、カシージャスは「称賛がチームを弱くすることは見慣れている。落ち着きをもって進んで行けば、成功は訪れるはずだ」と慎重な様子を崩さず。また、カルロ・アンチェロッティ監督の契約延長報道については、「彼も望んでいるはずだ。人々が彼に満足感を得ているのは当たり前だよ。素晴らしいことを成し遂げているんだからね」と語っている。

　カシージャスは今季、バルセロナMFシャビ・エルナンデスとともにラウール・ゴンサレスが保持していたCL最多出場記録(142試合)を更新。現在143試合に出場しているシャビは、5日のCLグループF第4節アヤックス戦でピッチに立つことにより、マドリーのキャプテンと再び並ぶことになる。

---

▼関連リンク
欧州CL14-15特集