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[CL]モウリーニョはアザールかばう、「PKを外しても最高の選手」

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[11.5 欧州CLグループリーグ第4節 マリボル 1-1 チェルシー]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は5日、各地でグループリーグ第4節2日目を行い、グループGの首位に立つチェルシー(イングランド)は、敵地でマリボル(スロベニア)と対戦した。勝てばグループリーグ突破を決められる可能性のあったチェルシーだが、1-1の引き分けで試合は終了。マリボルがホーム無敗を維持した。

 1-1で迎えた後半40分には、MFエデン・アザールがPA内で倒されてPKを獲得。しかし、自ら蹴り込んだシュートはGKヤスミン・ハンダノビッチに止められ、ゴールはならず。チームはそのまま1-1で引き分けた。

 試合後、『スカイスポーツ』によると、チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は「アザールの働きは素晴らしかったし、チームの中で間違いなく一番の出来だった。たとえPKを外してしまったとしても、彼は最高の選手だよ」とコメント。PK失敗のアザールをかばった。

「最後の30分は皆、勝利を得るために力強くクリエイティブにプレイしていた。多くのチャンスをつくったが、相手のGKが凄まじかったね」

 また、この日のモウリーニョは0-0のハーフタイムに2選手を交代。MFウィリアンとMFアンドレ・シュールレを下げ、FWジエゴ・コスタとMFオスカルをピッチへ送り出している。

 前半の出来について、「チームにもパフォーマンスにも満足していなかった」と話す指揮官は「ハーフタイム中に交代のカードを切ったのも、あれでチームが上向くと考えたからだ。あれで正しかった」と自身の采配について振り返った。

「前半戦の出来は良くなかった。後半戦に入って、相手にゴールを許してからは、私たちはとてもよくやれていたし、普通は私たちが勝つ展開だっただろう。ただ、90分間うまくやることができなければ、その代償を負う場合もある」

 勝利すれば、決勝トーナメント進出の可能性もあったチェルシー。しかし、21本のシュートを放ちながらも、この日は2点目が奪えなかった。モウリーニョは「前半戦うまくやることができなかったことへの報いを受けたということだ。また、後半戦の相手キーパーも見事だった」と自チームの前半の出来を憂いながら、マリボルのスロベニア代表GKハンダノビッチを幾度も称賛した。


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