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クロップ:「クレイジーなゴールが必要だった」

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オウンゴールのクラマーに感謝しつつ慰め

 ドルトムントは9日、ブンデスリーガ第11節でボルシMGと対戦し、ホームで1-0と勝利を収めた。ユルゲン・クロップ監督は連敗が5で止まり、安堵しているようだ。

 チャンピオンズリーグでは好調を維持しながら、ブンデスリーガでは5連敗、7試合白星なしと絶不調に陥っていたドルトムント。MF香川真司が73分プレーした9日の一戦は、ボルシアMGのMFクリストフ・クラマーが信じられないようなバックパスのミスを犯したことで、オウンゴールによりドルトムントが1-0と勝利した。

 試合後、クロップ監督は次のように話している。クラブの公式ウェブサイトが伝えた。

「(勝ったことについて)言葉にするのは難しい。我々はかなりの重圧を振り払うことができた。チームはこの状況で、素晴らしい試合をしたよ。前半は最高のサッカーを見せ、しっかりと組み立てながら相手を苦しませた。守備においても、ボルシアMG の強みを封じ込めたね」

「そして、ユニークなゴールが決まった。我々は無数のチャンスを決め切れなかったが、勝つためにはあんなクレイジーなゴールが必要だったんだ。終盤は少し危なかったが、妥当な勝利を収めた。最高の気分だよ」

 試合後、クラマーを慰めたか、それとも感謝したかと問われると、クロップ監督はこう答えている。

「両方だ。彼はものすごい成長を見せてきた、ずば抜けたプレーヤーだ。彼のサッカー人生において、今日の出来事は些細な脚注のようなものだ。我々にとっては非常に大事な3ポイントだった。クラマーは望んでないだろうが、彼は我々の歴史に残ってしまったね」

 一方で、クロップ監督はホームのファンにも感謝の言葉を送った。

「今日、このスタジアムで、これほどのチャンスを逃していた我々を最後まで諦めず応援してくれたファンを見た人たちは、素晴らしいスポーツのイベントに立ち会ったと言うことができるだろう。本当に特別だった。これでようやく二桁の勝ち点だ。クレイジーだね」


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