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長谷部は代表定着に危機感…途中離脱した9月以来の合流

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 MF長谷部誠(フランクフルト)が約2か月ぶりに日本代表に合流した。アギーレジャパン立ち上げとなった9月の代表合宿は左膝違和感のため途中離脱。初陣となったウルグアイ戦前にチームを離れ、10月の代表戦も招集外だった。

「監督が代わって、9月はケガで(クラブに)戻ってしまって、10月は呼ばれなくて、今回になった。ほぼ初めてと言えば初めて。新鮮は新鮮だし、メンバーも練習もピッチ外の雰囲気も今までと違う。また新しいスタートなのかなと思う」

 アギーレジャパンの過去4試合について「自分はそこにいなかったので、客観的に見ていた。いろんな選手にチャンスが与えられていたし、いろいろ試しているのかなと」と言及した長谷部だが、代表生き残りのためには自分自身もアピールが求められる立場であることは理解している。

「自分もチャンスが与えられたら、そこで(自分の存在価値を)示さないと、次は呼ばれない。また呼ばれるかどうかは、そこでの示し方によって変わってくると思う」。南アフリカW杯、ブラジルW杯と2大会連続でキャプテンを務めた長谷部。30歳のMFは危機感とともにリスタートを切った。

(取材・文 西山紘平)

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