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ザック:「本田はゴールを量産してきたわけじゃない」

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4試合ノーゴールでも不振ではないと指摘

 元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏が、イタリアメディアのインタビューで、ミランやMF本田圭佑について言及した。ザッケローニ氏は、4試合ゴールがない本田について、苦しんでいるわけではないと主張している。

 8日のサンプドリア戦でも得点がなかった本田。だが、日本代表で同選手を指導し、本田をよく知るザッケローニ氏は、イタリア『tuttomercatoweb.it』で、次のように話している。

「ここ数試合で本田が少しかすんでいる様子だと言われるが、そうじゃない。彼はゴールを量産してきたわけじゃないんだ。彼は中盤と攻撃をつなぐ選手なんだよ。それに、私の下ではトップ下だった。今は右サイドに慣れなければいけない。典型的な日本人選手と違い、彼にはパーソナリティーとフィジカルがある」

 ミランはインターナショナルウィーク後のセリエA次節で、DF長友佑都が所属するインテルとのダービーマッチを迎える。ザッケローニ氏は、現時点でミランはインテルより良い状態にあると語った。

「ミランは重要な枠組みを見つけようとしているところだ。インテルと比べて先にいっていると思う。より心配しておらず、より自信があるんだ。インテルはピッチで自信を身につけなければいけない」

 また、ザッケローニ氏はチャンピオンズリーグ出場権が懸かる3位争いについて、「現時点では」ナポリがユべントス、ローマに続いて有利だとコメント。今季もここまで首位に立つユーべについては、次のように述べている。

「ユーベにライバルがいない? 去年の彼らは約20ポイント差で優勝した。かなりの開きがあったんだ。それに、ローマには昨年の熱意がないと思う。去年は新監督の就任があったからだろう」

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