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[選手権予選]鹿児島準々決勝で大波乱!全国総体8強の鹿児島実が樟南に敗れる!!

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 第93回全国高校サッカー選手権鹿児島県予選で大波乱が起きた。今夏の全国高校総体8強で優勝候補筆頭の鹿児島実高が12日の準々決勝で樟南高にPK戦で敗れ、予選敗退した。

 前半からMF福島立也やFW前田翔吾を中心とした攻撃で決定機をつくった鹿児島実だが、ゴール前で樟南の緑の壁に攻撃を跳ね返されて得点することができず。そして0-0の後半20分、樟南CB伊藤大河にインターセプトされると、身体を張って繋いだFW高橋直樹のパスからMF木場龍之介に抜け出されてしまう。DF2人が戻って対応した鹿児島実だったが、木場の個人技によってその2人のマークが外されてしまい、先制点を献上。それでも試合終了1分前の後半39分に福島の左クロスを交代出場のFW内田武蔵が頭で押し込んで同点に追いついたが、PK戦で樟南GK藤滉介に3人目と7人目が止められて5-6で敗れた。一方の樟南は“ジャイアントキリング”を起こして96年度以来18年ぶりとなる県4強進出を果たしている。

 ジュビロ磐田内定のFW岩元颯オリビエ擁する鹿児島城西高は、松陽高に3-0で快勝した。前半27分にMF大塚健太郎からのパスを右サイドで受けたMF福丸聖也が右足シュートを叩き込むと、36分には江崎のスルーパスから巧みに抜け出した岩元が2点目のゴール。集中力に欠けるシーンがあるなど内容は決して良くなかったが、後半にもMF中村亮が加点した鹿児島城西はCB上夷克典を中心とした守備陣も無失点で80分間を終えた。

 昨年度の代表校、神村学園高は鹿児島高と対戦。前半31分に1年生CB西元耀星が先制ゴールを決めると、後半にはMF宮之原透が右足で直接FKを決めるなど5-0で快勝した。また、総体県予選準優勝の出水中央高は鹿児島中央高と対戦。前半7分に右SB金丸裕宇のアシストからMF谷口大輝が先制ゴールを決めるなど前半を3-0で折り返すと、後半にもFW松尾祐希が2点を決めて5-0で快勝した。

【鹿児島】
[準々決勝]
鹿児島実高 1-1(PK5-6)樟南高
松陽高 0-3 鹿児島城西高
神村学園高 5-0 鹿児島高
鹿児島中央高 0-5 出水中央高

[写真]鹿児島実撃破を果たした樟南イレブンが歓喜のダッシュ
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