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満身創痍の内田、出場可否は試合当日に判断

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 出場可否の判断は試合当日まで待つ。ブラジルW杯以来となる代表復帰を果たしたDF内田篤人(シャルケ)だが、直前のリーグ戦で踏まれた左手甲の負傷に加え、右膝の不安も抱えたまま。特に右膝の状態については「当日、(ドクターが)見ると思う」と、14日のホンジュラス戦(豊田ス)当日にドクターの判断を仰ぐ考えを示した。

 公式会見に出席したハビエル・アギーレ監督も、W杯組で初選出となった内田、MF遠藤保仁、MF今野泰幸の3選手について先発起用する考えがあるかどうかを聞かれ、「遠藤はスタメンだ」と明言したが、内田、今野に関しては言及を避けた。

 内田自身は右膝の状態について「ずっと痛いし、今さらどうこうじゃない」と指摘。強行出場を続けているクラブでの状況と変わらない以上、ドクターと監督の結論を待つ姿勢だ。

 左手についても「着地で手を付いたり、変な話、ユニフォームをつかんだりもあるので」と、腕を使ったプレーへの影響は否定しない。満身創痍の状態で臨むW杯後初の代表戦。「ホンジュラスもいいチーム。(日本と)どっこいかなと思う」と、これまでどおりの自然体で試合当日を迎える。

(取材・文 西山紘平)

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