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変わらぬ代表への思い…遠藤「テレビで見るより出るほうがいい」

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 日本代表への思いをあらためて強めた。14日のホンジュラス戦(6-0)でブラジルW杯以来の復帰を果たし、1ゴールを決めたMF遠藤保仁(G大阪)。一夜明けた15日の練習後、前夜の試合を振り返り、「(代表戦は)テレビで見るより、(試合に)出るほうがいい。昨日の試合であらためていいものだなと思ったし、そういう気持ちを忘れずにやっていけたら」と率直な思いを語った。

 チーム最年長の34歳。4年後のロシアW杯時には38歳になっているが、ブラジルW杯グループリーグ最終戦となったコロンビア戦直後から「現役である以上は常に代表には入りたいし、目標でもある」と明言し、「現役を引退するときが、代表をあきらめるとき」と、新監督就任後も日本代表入りを目指す考えを強調していた。

「あのときも今も、代表に入り続けたいという気持ちを持っている。(ブラジルW杯では)全員が悔しい思いをしたし、新しい代表で、さらに強い代表を見せたい気持ちをみんなが持っている」

 9月、10月の代表合宿は招集されなかったが、アギーレジャパン初選出となったホンジュラス戦で国際Aマッチ147試合目の出場を果たし、自身が持つ歴代最多出場記録を更新した。記録はどこまで伸びるのか。何試合出ても、何歳になっても、遠藤の代表に対する熱い気持ちは変わらない。

(取材・文 西山紘平)

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