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岡崎、豊田へのクロスをイメージする太田「ちょっと楽しみ」

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 日本代表DF太田宏介(F東京)が18日のオーストラリア戦(ヤンマー)に左SBで先発する可能性が浮上した。右膝に故障を抱えるDF内田篤人に代わってDF酒井高徳が右SBに入った場合、太田に10月14日のブラジル戦(0-4)以来、2試合ぶりとなる先発のチャンスがめぐってくる。

「分からないですね。今日の練習でもメンバーを決めずに代えながらやっていたので」。試合出場に関しては慎重な口ぶりだったが、「DF4枚の一人だし、バランスを崩さず、守備では絶対に(失点を)ゼロに抑えることに貢献しないといけない」と、出番があれば、まずは無失点にこだわることを強調した。

 レフティーの左SBとして正確なクロスも大きな武器の太田。センターフォワード候補のFW岡崎慎司、FW豊田陽平に対しては「オカちゃん(岡崎)とか、トヨくん(豊田)とか、(クロスを)上げやすい選手が多い」と、イメージを膨らませている。

「2人ともどんなボールにも突っ込んでくれる力強い選手。オカちゃんはニアでもつぶれてくれるし、清水のころから一緒にやっているから、イメージはできている。トヨくんもJリーグで限られた強い選手だと思う」

 09、10年の2シーズン、清水でチームメイトだった岡崎。185cmの長身を生かし、J1で3年連続15得点を達成している豊田。太田は「試合の中で合わせられたらなと、ちょっと楽しみなところもある」と目を輝かせた。

(取材・文 西山紘平)

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