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スペイン紙、「姿を消したハーフナー」との記事を掲載

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16日付の『マルカ』が掲載

 16日付のスペイン『マルカ』が、コルドバで出場機会を失うFWハーフナー・マイクについて、「姿を消したハーフナー」という見出しの記事を掲載した。

 リーガここ6試合で招集外となっているハーフナーだが、FWナビル・ギラスがアルジェリア代表に合流している間に行われた、14日の親善試合マラガ戦(2-0)でも出場機会を得られず。コルドバを率いるミロスラヴ・ジュキッチ監督は、マラガの本拠地ラ・ロサレダで行われたこの一戦でFWチスコのほか、BチームFWフロリン・アンドーネをストライカーとして起用していた。ラファ・フェルナンデス記者による今回の『マルカ』の記事の序文では、この出来事に触れて「ハーフナーの凋落は新たな局面を迎えた」「彼は再び精神的な打撃を受けることになった」と記されている。

 記事ではその後、「この夏、“キリスト教徒の王たちのアルカサル”で行われた彼の入団発表は、もう遠いものとなってしまった。それは唯一スタジアムの外で行われた会見であり、クラブが象徴的選手のために取っておいたものだ」と、ハーフナーが期待に応えられていない状況を強調。また、同選手がマラガ戦前から「精神的な打撃」を受けていたとして、「(リーガ第4節)セビージャ戦ではファンによってブーイングを浴びせられた。あれだけ早い段階では、普通の光景ではない」「彼は先の代表ウィークで、プレーしないにもかかわらず日本とともに旅をした」といったエピソードも紹介されている。

 同記事は最後に「ジュキッチは彼を戦力として数えていないだけでなく、公の場で警告をしたようだ」として、指揮官の次のような発言を伝えている。

「良い形で練習に取り組んでおらず、またポジティブな姿勢を見せていなければ、出場機会を得られたとしても良いプレーを見せられない。私は何の神様でもないが、何かプレゼントを与えることなどない。彼らは私が間違いを犯していることを証明しなければならない。もしうなだれているならば、ほかの選手たちが手にしているチャンスを与えることなどできないね」

 今夏にフィテッセからコルドバに加入したハーフナーは、リーガ第5節までで合計292分間の出場機会を得たが、その後に出番を失った。アルベルト・フェレール前監督が解任され、ジュキッチ監督が後任指揮官となった後にも状況は改善されておらず、スペイン『EFE通信』とのインタビューに応じた同選手は「リーガへの適応がこれほど難しいとは考えていなかった」とコメントしている。

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