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[選手権]初戦注目カード、昨年準V星稜「もう少し楽な相手でも」 鹿児島城西「意識しない」

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 昨年度準優勝の星稜高(石川)の初戦の相手は、鹿児島県代表の鹿児島城西高(鹿児島)に決まった。

「抽選する前から、ネットとかで出場校を確認していた」と話したのは星稜の鈴木大誠主将(写真右)。初戦の相手が実力校の鹿児島城西に決まったことについては「名門対決でいいんじゃないですか。でも初戦もう少し楽な相手でもよかったんじゃないかな」と苦笑いを浮かべた。

 昨年度は全国制覇まであと一歩まで迫った。史上初の北陸勢同士の対決となった決勝戦、後半アディショナルタイムまでリードしながらPKで追いつかれ、延長戦の末に敗れた。その試合にも先発出場していた鈴木主将は「去年の準優勝という結果を超えられるようにしたい。1戦1戦、必死に戦って優勝を目指します」と気合を込めた。

 対する鹿児島城西の大塚健太郎主将(写真左)も『名門対決』に気合十分だ。「個人的には意識していませんが、星稜は昨年も準優勝で名門。でも昨年のことは昨年のことでもう関係ない。今年は1回戦をしっかり勝って、勢いをつけたいです」。

 大塚にとっても夢の舞台だ。3年ぶりの全国大会出場となる鹿児島城西だが、大塚の記憶の中には、FW大迫勇也らを擁して準優勝だった6年前の記憶が鮮明に残っている。「小学校6年生の時に大迫(勇也)さんを見てからずっと城西で選手権に出たいと思っていた。その時まで城西を知らなかったんですけど、それで城西に行きたいと思った。城西で主将になって出れるというのは幸せなことです」としみじみ。「目標は日本一。鹿児島で負けた選手もいて、この大会に出たくても出れない選手が多くいる。そういった選手のためにも責任を持って戦いたいです」と静かに闘志を燃やしていた。

 星稜と鹿児島城西の対戦は年明け1月2日。NACK5スタジアムの第1試合で激突する。

(取材・文 児玉幸洋)

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