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銀行員Jリーガー、福島DF時崎塁が現役引退

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 J3の福島ユナイテッドFCは18日、DF時崎塁(32)が今季限りで現役を引退すると公式サイトで発表した。時崎は東邦銀行の行員として働きながらプレーを続けていた選手で、引退後も「これまで同様、東邦銀行の一員として、微力ではありますが地元福島の発展や子どもたちの明るい未来づくりのために貢献していきたいと考えています」としている。

 時崎は2007年から実兄の時崎悠が選手兼任監督を務めていたペラーダ福島(福島ユナイテッド)でプレー。東北社会人リーグ1部・2部、JFL、そして今季からはJ3リーグでプレーした。

 クラブを通じ時崎は以下のようなコメントを発表した。

「今シーズンを持ちまして、現役引退をすることを決めました。福島ユナイテッドFCでの8年間を振り返った結果、自分自身の役目を果たすことが出来たのではないかと判断し、引退の決断に至りました。

 これまでに、東北社会人リーグ2部・1部、JFL、J3と、4つのカテゴリーでプレーすることができたのも、素晴らしい仲間、チームスタッフ、そしてサポーターの皆さんに出会えたからこそだと思っています。また、家族の支え、勤務先である東邦銀行の職場の皆さんのご理解とサポートなしではここまでプレーすることはできなかったと強く感じており、大変感謝しています。

 かけがえのない時間をクラブと共に歩み、クラブも自分も大きく成長できたことに、喜びと達成感を感じています。

 サッカーを通して得ることのできた人との出会いの大切さ、感謝の気持ちを忘れずに、今後は、これまで同様、東邦銀行の一員として、微力ではありますが地元福島の発展や子どもたちの明るい未来づくりのために貢献していきたいと考えています。

 最後になりますが、これまで時崎塁、福島ユナイテッドFCを応援して下さった方々、本当にありがとうございました。そして、これからも福島県の名を背負って戦う選手たちへの変わらぬ応援をよろしくお願いします」

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