ダメ押しゴールのG大阪MF倉田「誰も満足していない」
[11.22 J1第32節 浦和0-2G大阪 埼玉]
点差はわずかに1点。浦和に追い付かれれば、首位との勝ち点差は縮まらない。そんな中、途中出場のガンバ大阪MF倉田秋が、勝負を決めるダメ押しゴールを叩き込んだ。
倉田がピッチに送り出されたのはスコアレスで試合が進んでいた後半29分。途中出場ながらも、気持ちは試合に入っていた。「(長谷川健太)監督も、先発のメンバーもベンチのメンバーも、大阪で待っているメンバーも全員で戦おうと常に言ってくれていました。だから、今日のベンチメンバーも全員勝ちたい気持ちがあった」。
FW佐藤晃大のゴールで先制して迎えた後半アディショナルタイム、倉田に見せ場がやってくる。MF今野泰幸がPA付近までボールを運ぶと、倉田は左サイドでボールを待ち構える。「今ちゃんはいつもあそこを見てくれるし、練習でもあそこからパスが来るので、ボールが来ることを信じて待っていました」。その言葉どおり、ボールは倉田の下へと届けられる。対面したDF森脇良太を一気に振り切ると、左足で貴重なチーム2点目を流し込んだ。
「あそこでボールをもらえたら、自分の形というものがあるので、あそこは自信を持って勝負できました。パスは考えず、絶対に俺が決めてやるという気持ちが強かった」
この日の勝利で、首位の浦和との勝ち点差はわずか2に縮まった。だが、倉田は気を引き締め直す。「僕たちは首位に立ったわけではないし、まだ何も達成していません。誰も今日で満足している選手はいませんし、あとは勝つしかないと思っています。気持ちを切り替えて、次の試合の準備をしたい」。残り2試合もチーム全員で戦い、逆転優勝を狙うと胸を張って答えた。
(取材・文 折戸岳彦)
▼関連リンク[J1]第32節 スコア速報
点差はわずかに1点。浦和に追い付かれれば、首位との勝ち点差は縮まらない。そんな中、途中出場のガンバ大阪MF倉田秋が、勝負を決めるダメ押しゴールを叩き込んだ。
倉田がピッチに送り出されたのはスコアレスで試合が進んでいた後半29分。途中出場ながらも、気持ちは試合に入っていた。「(長谷川健太)監督も、先発のメンバーもベンチのメンバーも、大阪で待っているメンバーも全員で戦おうと常に言ってくれていました。だから、今日のベンチメンバーも全員勝ちたい気持ちがあった」。
FW佐藤晃大のゴールで先制して迎えた後半アディショナルタイム、倉田に見せ場がやってくる。MF今野泰幸がPA付近までボールを運ぶと、倉田は左サイドでボールを待ち構える。「今ちゃんはいつもあそこを見てくれるし、練習でもあそこからパスが来るので、ボールが来ることを信じて待っていました」。その言葉どおり、ボールは倉田の下へと届けられる。対面したDF森脇良太を一気に振り切ると、左足で貴重なチーム2点目を流し込んだ。
「あそこでボールをもらえたら、自分の形というものがあるので、あそこは自信を持って勝負できました。パスは考えず、絶対に俺が決めてやるという気持ちが強かった」
この日の勝利で、首位の浦和との勝ち点差はわずか2に縮まった。だが、倉田は気を引き締め直す。「僕たちは首位に立ったわけではないし、まだ何も達成していません。誰も今日で満足している選手はいませんし、あとは勝つしかないと思っています。気持ちを切り替えて、次の試合の準備をしたい」。残り2試合もチーム全員で戦い、逆転優勝を狙うと胸を張って答えた。
(取材・文 折戸岳彦)
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