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ロッベンとノイアー推すも、リベリがバロンドールへ苦言、「全てが政治」

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 バイエルンに所属するフランス代表MFフランク・リベリがFIFAバロンドールへ苦言を呈した。ドイツ誌『ビルト』など複数メディアが報じている。

 FWクリスティアーノ・ロナウド(R・マドリー)が受賞した昨年のバロンドールでFWリオネル・メッシ(バルセロナ)とともに、最終候補へ残っていたリベリ。3位に終わった授賞式を振り返ると苦々しく語った。
 
「昨年の授賞式で、僕は多くを学んだんだ。会場へ到着してすぐに、妻へ自分が受賞することはないと言ったよ。ブラッター会長がC・ロナウドをどうやってハグしたのか、僕は見ていたんだ。僕はバカじゃない。彼が受賞するのは明らかだった。でなければ家族全員と来るわけはない」

 リベリはバイエルンのチームメイトであるオランダ代表MFアリエン・ロッベンと、ブラジルW杯も制したドイツ代表GKマヌエル・ノイアーが今年の受賞にふさわしいという認識も示した。

「ノイアーとロッベンがバロンドールにふさわしいはず。マヌエルはすべてを勝ち取ったし、傲慢ではなく、人としても素晴らしい。アリエンはブンデスリーガでもW杯でも素晴らしかった」

 2人を称えたリベリだが、バロンドール自体に不信感を抱いている。「僕は全てが“政治”なんじゃないかと恐れているんだ。バロンドールはベストプレイヤーのための賞ではないんだと思う。2006年だってそうだった。世界王者になったからというだけでファビオ・カンナバーロが受賞しているしね。僕にとってバロンドールは意味を持たない。受賞できなかったとしても、嫉妬したりはしない」


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