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ついに首位浮上G大阪、大一番で違いを見せた宇佐美「来たなって感じ」

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[11.29 J1第33節 G大阪3-1神戸 万博]

 ガンバ大阪は29日、J1第33節でヴィッセル神戸と対戦し、3-1で勝利した。同時刻に試合を行った首位浦和は敵地で鳥栖と1-1で引き分け。この結果、G大阪と浦和は勝ち点62で並ぶことになったが、得失点差で上回るG大阪が、ついに逆転。ナビスコ杯、天皇杯との3冠が目の前に迫った。

「来たなって感じですけど、何が起こるか分からないのがサッカーですし、絶対勝って、優勝決めてから喜べると思うので、気を抜かないようにしたいです」。2ゴール1アシストの活躍を見せたFW宇佐美貴史は笑顔を見せながらも、気を引き締めた。

 大一番で背番号39が違いを見せた。前半37分、中央から左サイドに斜めにドリブルで切り込むと、左足を一閃。糸を引くような地を這うシュートをゴール右隅に蹴り込み先制点を上げる。さらに同43分には右足アウトで上げたクロスでFWパトリックのゴールをアシストすると、後半4分には右サイドからドリブルで持ち込み、右足でゴールを奪って見せた。

「ここ最近、リーグで点を取れなくて、足を引っ張っていたので、ここら辺で決めたいなと思った」。宇佐美は26日の天皇杯まで公式戦9試合ノーゴールだった。リーグ戦では9月23日の清水戦以来、8試合ぶりのゴールとなった。「いい時間帯にいいゴール。チームに勢いを付けられてよかったなと思います」。

 ついに首位奪取。次節、12月6日の敵地・徳島戦で勝利すれば、ほぼ優勝となる。「自分のゴールでガンバを優勝させたい」と誓った宇佐美。「気を抜かずに、勝たないと意味がない。みなさんも出来るだけ徳島に来ていただいて、みんなで優勝を喜びたい」とサポーターに呼びかけていた。


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