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本田が決勝PKを獲得、ミランは6試合ぶり勝利

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[11.30 セリエA第13節 ミラン2-0ウディネーゼ]

 セリエAは11月30日、第30節を行った。日本代表MF本田圭佑の所属するミランはホームでウディネーゼと対戦し、2-0で勝利した。ミランは10月19日のベローナ戦以来、6試合ぶりの勝ち点3を手にした。

 前節、初の日本人対決が実現するなど、注目を集めたミラノダービーを1-1で引き分けたミラン。しかしここ5戦未勝利と、足踏みが続いている。連敗こそないが、11月を未勝利で終えるわけにはいかない。ミラノダービーで今季初のベンチスタートとなっていた本田だが、1節で先発に復帰。今期の定位置、右FWで出場した。

 前半から本田、FWジェレミー・メネズを中心にミランが攻めた。9分には本田のパスからメネズがシュートを放つが、DFに阻まれてしまう。同17分にはセットプレーからDFアディル・ラミがヘディングシュート。しかしこれもGKにライン上で弾き出され、先制点とはならなかった。

 試合が進んでもミランが攻勢を続ける。だが39分の本田の落としから放ったメネズのシュートはわずかに枠左。同43分にはメネズのクロスに本田が飛び込むが、わずかに合わない。同アディショナルタイムにも本田がボレーシュートを狙うが、GKの正面を突いてしまった。

 後半に入るとややウディネーゼの時間帯が続いたが、徐々にミランが盛り返すと、迎えた後半17分、左クロスのこぼれ球に反応した本田がエリア内で倒されPKを獲得。このプレーでウディネーゼDFマウリツィオ・ドミッツィは一発退場となった。本田が獲得したPKだが、メネズが蹴り込み、ミランに先制点が入った。

 しかしミランも後半25分、MFマイケル・エッシェンが2枚目のイエローカードを貰ってしまい、再び戦いは10人対10人に。だが後半30分、メネズが左サイドからエリア内にドリブルで駆け上がると、そのまま右足シュート。豪快なシュートがゴールネットに突き刺さり、勝利を決定づける追加点が生まれた。

 積極的に攻撃に絡んだ本田だが、結局この日もゴールを挙げることは出来ず、後半37分にお役御免。6試合ぶりの勝利に貢献したが、本田自身は6試合連続不発となった。


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