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サウサンプトンは麻也が出場した後半に3失点で数的不利のマンCに完敗

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[11.30 プレミアリーグ第13節 サウサンプトン 0-3 マンチェスター・シティ]

 プレミアリーグは30日、第13節を各地で行い、日本代表DF吉田麻也の所属するサウサンプトンはホームでマンチェスター・シティと対戦した。2位対3位の上位対決となったが、サウサンプトンは吉田が出場した後半に3失点。攻撃陣も10人となったシティから得点を挙げられずに0-3の完敗を喫している。この結果、シティが2位に浮上し、サウサンプトンは3位に順位を落としている。

 昨シーズン王者のシティは、前半9分に現在プレミアリーグ得点王のFWセルヒオ・アグエロがPA内で相手選手に倒される。しかし、シミュレーションと判定されて、PKは与えられなかった。その後、互いに決定機をつくったものの、得点は決まらずに前半は終了する。

 後半のキックオフを前に、サウサンプトンは負傷したMFモルガン・シュネデルランに代えて吉田を起用する。しかし、後半6分には自陣でボールを失うと、その流れからMFヤヤ・トゥレに先制ゴールを決められてしまう。

 一方、リードしたシティも、後半28分にヤヤ・トゥレが不用意にボールを失う。そのカバーに入ったDFエリアキム・マンガラが、この試合2度目の警告を受けて退場となってしまう。だが、10人になっても、DFマルティン・デミチェリスを最終ラインに入れてバランスを整えたシティは、後半25分にMFフランク・ランパード、同43分にもDFガエル・クリシーが追加点を挙げた。

 さらにシティは試合終盤にも、キャプテンのDFビンセント・コンパニが負傷してベンチに退く。すでに交代枠を使い切っており、9人で戦うこととなったが、最後までサウサンプトンにゴールを許さず、2位に浮上している。

 リーグ戦では5節のスウォンジー戦以来、8試合ぶりの出場を果たした吉田だったが、ランパード、クリシーの得点の際はカバーに入ろうとしたが、失点を阻止できず、指揮官にアピールすることはできなかった。

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