2020年までの新契約、補強への後押しに?

　ミランは1日、エミレーツ航空とのスポンサー契約を5年延長することで合意したと発表した。イタリアメディアによると、新契約は総額1億ユーロに至るようだ。

　会見に臨んだバルバラ・ベルルスコーニ代表取締役は、次のように話している。クラブの公式ウェブサイトが、同代表取締役のコメントを伝えた。

「我々にとって、ミランとミランのサポーターにとって、今日は重要な一日だわ。ミランはエミレーツ航空を、エミレーツ航空はミランを、それぞれ信じている。彼らは我々に投資することを決断してくれた。2020年までの契約よ。とてもうれしく思っている。イタリアにとっても素晴らしいシグナルね。今は難しい時期だけど、この“結婚”は自然なものだったと確信している」

「ミランは世界で最も人気のあるクラブであり、この契約は世界におけるミランブランドの重要性を示している。交渉中は激しいぶつかり合いもあったけど、このパートナーシップの成功を終わらせたくないという意欲は決して失われなかった」

　バルバラ代表取締役は「プライバシーとリスペクト」を理由に金額を明かさなかった。だが、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』や『スカイ・スポーツ』によると、総額で1億ユーロに至るとのこと。『スカイ』は、これまでの契約から40%増額になったと報じた。バルバラ代表取締役は、新契約が補強につながることもほのめかしている。

「我々は堅固なクラブだと感じている。自分たちが国際的なブランドであることは、継続的に示してきた。もちろん、マーケットにとっても大きな助けとなる。だから、スポーツ面とクラブの発展を目指す上でのキャンペーンにも役立つはずよ」

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