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クロップ:「降格しないためにどういう姿勢であるべきか分かっている」

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精神的な強さが必要と強調

 ドルトムントは5日、ブンデスリーガ第14節でホッフェンハイムと対戦する。ユルゲン・クロップ監督は不振が続く現状に、残留を争っている現状を受け入れていると語った。

 前節でフランクフルトに0-2と敗れ、ついに最下位へと転落したドルトムント。クロップ監督は3日の会見で、残留争いを強いられることを受け入れているかと聞かれると、次のように答えている。

「(フランクフルト戦のように)内容も結果も満足いかないような試合を見せてしまうと、残留争い中であることを理解していないような印象を与えることがある。しかし、すでに我々はもうしばらく前から、この状況を受け入れているよ。意識が足りないとは心配していない」

「私は現役時代、1シーズンを除いて常に残留争いをしてきた。だから、この状況における選手たちの気持ちはよく理解できるし、降格しないためにどういう姿勢を持つべきか、分かっている。監督としても降格を一度経験した。それは、私のキャリアにおける一つの否定できない事実だ」

 クロップ監督は、メンタルの強さを求めている。

「通常、残留争いを強いられるチームは、プレーにおいて求めるものを自ら失くしていく。場面によって、より良いプレーを通じた対策を見つけるのではなく、ただ一つの大きな戦いを繰り広げることを目指していくんだ」

「我々は、プレーによる解決を狙っているし、ミスを嘆いている。下位のチームは、ミスを普通のものとして受け止めながら、動じることなくプレーを続け、0-1となっても精神的なダメージを受けないでいられる。そのような意識を全員が身につけようとしているところだ」

 対戦相手のホッフェンハイムについては、このように述べている。

「ホッフェンハイムは去年と比べ、良いプレーを結果につなげていくようになった。(4-3と勝利した)ハノーファー戦は去年の彼らを思い出させたけどね。攻撃力がずば抜けているし、我々はそれに立ち向かわなければいけない。彼らはプレーするチームだ。ボールをめぐる競り合いが多くあるだろう。そういう相手は我々にとって良いかもしれない」

 また、指揮官は先発メンバーを代える可能性をほのめかしている。

「スタメンに関しては、今週のトレーニング、前節での印象で決めていくことになる。だが、外れた選手のことを、このような状況に弱いとみなしているわけではない。良い練習をし、一つの試合に向けて一番適している選手たちを選ぶことが、今週の私の仕事だ。もちろん、そのチームでできるだけの結果を目指し、それから次の試合に向かい、またすべてを繰り返していく」

「現在、チーム練習から離れているのは、ソクラティス・パパスタソプーロス、マルコ・ロイスチ・ドンウォンの3人だ。クバ(ヤクブ・ブラスチコフスキ)とマッツ・フンメルスは、普通に練習に参加しているけど、出場に関してはまだ分からない」


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