beacon

宇佐美また涙「チームの総合力が上回った」

このエントリーをはてなブックマークに追加

[12.6 J1第34節 徳島0-0G大阪 鳴門大塚]

 ガンバ大阪は6日、敵地で徳島ヴォルティスと対戦し、0-0で引き分けた。しかし勝ち点で並んでいた浦和レッズがホームで名古屋グランパスに1-2で敗戦。G大阪の9年ぶり2度目のリーグ優勝が決まった。

「まだ完全に優勝したという感じではないですけど、実感が沸くまで待ちたいなと思います」。FW宇佐美貴史は手で目頭を押さえながら、インタビューに応じた。

 昨季はJ2を戦ったG大阪。J1に復帰した今季も序盤は苦しい戦いを強いられた。W杯中断前には16位と降格圏に転落。しかし夏場から驚異の巻き返しを見せると、第33節でついに首位奪取に成功した。宇佐美は「チームの総合力が上回ったのかな」と分析。「最終的にタイトルが獲れてよかった」と喜びを語った。

 G大阪にはまだタイトル獲得のチャンスが残っている。10日に山形と決勝を戦う天皇杯。秋以降、徐々に見えてきていた3冠が、いよいよ目前に迫った。

「最後、気持ちよく終わりたい」と宇佐美。歴史的なシーズンにしてみせる。

TOP