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V・ペルシーが2ゴール!!マンUがサウサンプトンとの上位対決制し5連勝…吉田は10戦ぶり先発出場

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[12.8 プレミアリーグ第15節 サウサンプトン1-2マンチェスター・U]

 プレミアリーグは8日、第15節を行った。DF吉田麻也の所属する4位サウサンプトンはホームで5位マンチェスター・ユナイテッドと対戦し、1-2で敗れた。吉田は9月20日の第5節スウォンジー戦以来、リーグ戦10試合ぶりの先発出場を果たし、フル出場したが、チームは3連敗を喫している。

 開始からお互いに高い位置から守備をする緊張感がある立ち上がりとなったが、試合は思わぬ形で動くことになった。前半12分、DFジョゼ・フォンテのバックパスに反応したFWロビン・ファン・ペルシーがGKの股下を抜くシュート。吉田も懸命にカバーに戻ったが間に合わず、マンチェスター・Uがワンチャンスをしっかり活かして先制に成功した。

 しかし、前半18分、マンチェスター・Uにアクシデント発生。DFクリス・スモーリングが筋肉系の負傷からDFジョニー・エバンスとの交代を強いられた。すると、サウサンプトンは同31分、MFマルアン・フェライニの横パスを奪ってシュートカウンター。MFドゥサン・タディッチのシュートがDFパディ・マクネアに当たって、こぼれたボールをFWグラツィアーノ・ペッレが左足で押し込み、試合は振り出しに戻った。

 同点で勢いに乗るサウサンプトンに押され気味となったマンチェスター・Uは早々に手を打つ。前半39分、ルイス・ファン・ハール監督はマクネアを下げてMFアンデル・エレーラを投入。システムも3バックから4バックに変更した。

 前半を1-1で折り返した後半は、開始からサウサンプトンが猛攻を仕掛けた。同2分、セットプレーで前線に残っていた吉田がPA右でパスを受けて、相手を1人かわしてシュートを放つもエバンスにブロックされる。さらに同6分、左からの浮き球パスをフリーでゴール前に走り込んだFWシェーン・ロングがヘディングシュートを放つもGKダビド・デ・ヘアの正面。同13分、縦パスからペッレの左足シュートもわずかに枠上に外れた。

 サウサンプトンの猛攻を耐えしのいだマンチェスター・Uは、徐々に流れを引き戻すと後半25分に勝ち越しに成功する。左サイドの遠い位置からのFKをFWウェイン・ルーニーがゴール前に放り込む。これをファーサイドに走り込んだファン・ペルシーが角度はなかったが、左足で押し込み、ゴールネットを揺らした。その後、サウサンプトンの反撃を受けたが、デ・ヘアの好セーブもあり、マンチェスター・Uが2-1で勝利。上位対決を制し、リーグ戦5連勝とした。

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