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34歳遠藤がMVPを初受賞「サッカーは年齢じゃない」

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 Jリーグは9日、横浜アリーナで「2014 Jリーグアウォーズ」を開催した。最優秀選手賞(MVP)にはガンバ大阪のMF遠藤保仁が選ばれ、プロ17年目で初受賞となった。

 7年ぶりのナビスコ杯制覇、9年ぶりのリーグ制覇の2冠に導いたキャプテンは壇上のスピーチでサポーター、チームメイト、長谷川健太監督らスタッフに感謝の言葉を述べると、「自分の丈夫な体を生んでくれた両親、そして何よりも妻と子供たちに感謝しています」と、愛する家族に感謝した。

 06年ドイツ大会、10年南アフリカ大会、14年ブラジル大会と3大会連続でW杯メンバーに選ばれ、国際Aマッチ146試合出場の歴代最多記録を更新し続ける34歳だが、JリーグMVPは初受賞。「僕自身、もう1か月ぐらいしたら35歳になりますが、サッカーは年齢じゃないというところをこれからも証明し続けたいと思っています」と語った。

「それと同時に、たくさんの若い素晴らしい選手がいるということも自分の中で意識しながら、その若い選手に負けないようにがんばりたいと思います」。さらなる成長を誓う遠藤。受賞の喜びに浸る間もなく、13日には3冠の懸かった天皇杯決勝が待っている。

(取材・文 西山紘平)

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