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浦和連日の補強…高木3兄弟長兄・俊幸を完全移籍で獲得「サッカー人生でプラスになる」

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 浦和レッズは13日、清水エスパルスFW高木俊幸を完全移籍で獲得したと発表した。浦和は昨日発表になったFW武藤雄樹(←仙台)、DF橋本和(←柏)に続く補強となった。

 高木は1991年5月25日生まれ、神奈川県市横浜市の23歳。東京Vの下部組織出身で、2009年にトップチームデビュー。2011年より清水でプレーしていた。J1リーグ通算120試合出場20得点。同選手はプロ野球解説者の高木豊氏を父に持ち、実弟の清水に所属するMF高木善朗、東京ヴェルディのFW高木大輔とともに、高木3兄弟としても注目を集めている。

 高木は両クラブを通じコメントを発表。浦和からは「レッズというビッグクラブに声をかけていただき、とても光栄に思っています。レッズの厳しい環境の中に身を置くことは自分のサッカー人生でプラスになると思い、お世話になろうと決断しました。埼玉スタジアムのあの雰囲気の中でプレーできるのを楽しみにしています。まずはポジションをとって活躍できるようチャレンジしていきたいと思いますので、サポーターの皆さん、応援をよろしくお願いします」。

 また清水からは「今回、移籍を決断するにあたり、正直さみしい気持ちはあります。エスパルスには2011年から4年間在籍し、自分の中でも愛着のある存在になりました。しかし、サッカー選手として自分のキャリアを考えたとき、敢えて厳しい環境に身を置くことも大事なことだと考えました。そして、今回、そのチャンスをいただいたので、そこに飛び込む決断をしました。

 エスパルスでタイトルを取るという決意を持ってヴェルディから移籍してきましたが、残念ながら、それを達成することはできませんでした。特に今年は最後まで残留争いをすることとなり、サポーターの皆さんには大変申し訳ないと思っていますし、自分としても不甲斐ない気持ちでいっぱいです。

 自分はいつか海外や日本代表で活躍したいという目標を持っていますし、エスパルスサポーターにもその姿を見せたいと思っています。

 改めて振り返ると、アイスタ日本平でゴールを決めてヒーローインタビューを受けたときが、これまでのサッカー人生で最高の瞬間でした。これまでの4年間、良いときも苦しいときも、多くの方々に支えていただき、本当にありがとうございました。

 これからも気持ちのどこかで結構ですので、応援していただけたらありがたいです」と感謝を語った。

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