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倒れながら今季6ゴール目、山田大記「自分でも見えてなくて…」

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[12.13 ブンデスリーガ2部第17節 1860ミュンヘン2-3カールスルーエ]

 ブンデスリーガ2部は13日、第17節を行い、MF山田大記の所属するカールスルーエは敵地で1860ミュンヘンと対戦し、3-2で逆転勝ちした。左MFでフル出場した山田は1ゴール1アシストを含む全3得点に絡む活躍を見せた。

 0-1で折り返した後半14分にFWロウベン・ヘニングスの同点ゴールをアシストした山田は後半22分に4試合ぶり今季6得点目となる勝ち越しゴールをマーク。直後の後半24分にも山田のシュートのこぼれ球を再びヘニングスが押し込み、3-1と突き放した。

 山田はブンデスリーガ公式サイトで「自分でもよく見えてなくて、ゴールって分からなくて」と苦笑い。後半22分の得点シーンはMFイリアン・ミカンスキのスルーパスに反応し、PA内左に進入した山田が後方からDFに引き倒されながら右足で押し込む形。山田自身もチームメイトも相手のファウルをアピールする中、ボールは転々とゴールネットに吸い込まれた。

「なんか変な感じでした」と山田が振り返るとおり、狙ったシュートというよりも、倒されて伸びた足にボールが当たったというラッキーな部分もあったようだ。今季通算6ゴールとなった山田だが、得点した試合は4戦全勝。「自分が点を取った試合で負けてない、全部チームが勝っているというのがうれしい」と、チームの結果に結びつくゴールを決められていることを素直に喜んでいた。

 2連勝で8試合負けなし(5勝3分)としたカールスルーエは、14日にインゴルシュタット戦を控えるカイザースラウテルンを抜いて暫定2位に浮上している。


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