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クロアチア戦必勝を誓うFP吉川「勝つことが義務付けられている」

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 フットサル日本代表は18日、駒沢体育館でクロアチア代表と親善試合を行う。前日練習後、FP吉川智貴(名古屋オーシャンズ)は、映像で見たクロアチアの印象について「いやぁ、うまいですね。強いですよ」と、警戒する。

 AFCフットサル選手権(アジア選手権)では、個の能力の高いイランと対戦し、PK戦の末に勝利した。そのイランと比べても、「個の力は同じくらいありそう。あとはヨーロッパ独特の体の大きい感じとか」と、クロアチアのストロングポイントを挙げたが、不安はないようだ。「あまり自分は体験したことがないので楽しみでもあります」と、未知なる相手との一戦を待ちわびた。

 アジア選手権を連覇してから、初めて国内での代表戦となるが、「イラン戦のときから成長が止まっていたらダメですし、さらに成長した姿を見せないといけないと思います」と、吉川は語気を強め、「そういう部分では、まずは勝つことが義務付けられているかなと思います」と続けた。

 18日の試合に向けて、ミゲル・ロドリゴ監督はFP仁部屋和弘、FP小曽戸允哉(ともにバサジィ大分)、FP加藤竜馬(バルドラール浦安)、そして吉川の名を挙げて「良い状態でゲームに向かうことができれば、彼らのプレースタイルは光ることになると思います。1対1がポイントになると思いますし、(前日練習でも)攻撃がすごく伸び伸びとできていて、開放感のある動きができていた」と、手応えを口にした。

 千葉合宿の際、吉川は「1対1で勝てないことは増えてくると思うので、どう崩していくかが課題」と話していたが、18日の試合では1対1の場面にも注目したい。

(取材・文 河合拓)

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