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長谷部が今季2アシスト目、日本人4選手出場の一戦は4-4の壮絶ドロー

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[12.17 ブンデスリーガ第16節 フランクフルト4-4ヘルタ・ベルリン]

 ブンデスリーガは17日、第16節2日目を行い、MF長谷部誠とMF乾貴士の所属するフランクフルトはホームでMF細貝萌とFW原口元気の所属するヘルタ・ベルリンと対戦し、4-4で引き分けた。長谷部、乾、細貝が先発し、2試合ぶりにベンチ入りした原口も前半27分から途中出場。日本人4選手が出場した一戦は、ヘルタが一時は3-0とリードしたが、フランクフルトは長谷部がアシストを記録し、乾も3得点に絡むなど粘りを見せ、後半45分からの2ゴールで追いつく劇的な展開となった。

 試合は序盤から激しい点の取り合いとなった。ヘルタは前半21分、MFロニーのFKからDFジョン・アンソニー・ブルックスが先制点。同27分にはMFロイ・ベーレンスが原口と負傷交代するアクシデントに見舞われたが、同33分、ロニーの左CKをMFアニス・ベン・ハティラがバックヘッドで流し込む技ありゴールで追加点を奪った。

 セットプレー2発で2-0とリードを広げたヘルタは前半37分にもベン・ハティラの右クロスをFWユリアン・シーバーが左足で押し込み、3点目。まさかの3点ビハインドとなったフランクフルトも前半43分、左サイドの乾からパスを受けたFWハリス・セフェロビッチの折り返しにMFシュテファン・アイグナーが右足で合わせ、1点を返して前半を折り返した。

 フランクフルトは後半9分、乾がPA手前から右足ミドルを狙うが、わずかにゴール右へ外れる。それでも同13分、乾からパスを受けた長谷部の左クロスにセフェロビッチがヘディングで合わせ、2-3と1点差に追い上げた。

 11試合ぶりとなる今季2アシスト目を記録した長谷部は後半28分に交代。するとヘルタは後半35分、ベン・ハティラの左FKにMFペーター・ニーメイヤーが右足で合わせ、4-2と突き放した。

 敗色濃厚かと思われたフランクフルトだが、ここから怒涛の反撃を見せる。後半45分、乾の左クロスをDFアンデルソンが頭でそらし、FWアレクサンダー・マイヤーがヘディングシュート。3-4と1点差に迫ると、さらに後半アディショナルタイムにもマイヤーがゴールを決め、土壇場で4-4の引き分けに持ち込んだ。


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