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[クラブW杯]岩田フル出場のオークランドは健闘も…決勝戦はレアル対サン・ロレンソに決定!

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[12.17 クラブW杯準決勝 オークランド・シティ1-2(延長)サン・ロレンソ]

 クラブW杯は17日、準決勝を行った。南米代表のサン・ロレンソ(アルゼンチン)はオセアニア代表のオークランド・シティを延長戦の末に2-1で下し、欧州代表のレアル・マドリーが待つ決勝戦に駒を進めた。

 前半はお互いにチャンスの少ない試合展開となったが、サン・ロレンソが前半終了間際に均衡を破った。アディショナルタイム1分、MFマティアス・マスの左からの折り返しをPA右で受けたMFパブロ・バリエントスが左足でゴールにねじ込み、1-0で前半を折り返した。

 準々決勝でアフリカ王者を破り、6度目の出場で初の準決勝進出を果たしたオークランドも意地を見せる。後半12分、FWエミリアーノ・タデのスルーパスにFWライアン・デ・フリースが抜け出すも飛び出したGKと交錯。しかし、ボールはそのまま流れ、ゴール前に勢いよく走り込んだDFアンヘル・ベルランガがPA右の角度のないことから右足で無人のゴールに押し込み、1-1と試合を振り出しに戻した。

 その後、90分で勝敗は決まらず延長戦へ。延長前半3分、ロングパスをPA内でFWマウロ・マトスが頭で落とすと、バリエントスはボールを収められなかったが、こぼれ球をマトスが左足シュート。これがゴール右隅に決まり、2-1と南米代表が勝ち越しに成功した。

 オークランドも最後まで反撃したが、延長後半8分MFティム・ペインのシュートは惜しくも左ポストを叩き、試合はそのまま2-1で終了。DF岩田卓也も左サイドバックでフル出場し、奮闘したが決勝進出とはならなかった。

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