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アーセナル、10人で逃げ切ってQPR撃破

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今度は追いつかれず

 26日に行われたプレミアリーグ第18節、アーセナル対QPRの一戦は、2-1でホームのアーセナルが勝利した。

 前節は終了間際に追いつかれて守備の問題を指摘されたアーセナルだが、この日は立ち上がりにビッグチャンスを迎えた。8分、ペナルティーエリア右のにボールがこぼれると、アレクシスがボールを拾いに行く。すると、このボールをクリアしようとスライディングをした元アーセナルのトラオレの足がかかり、PKを獲得する。だが、アレクシスが自ら蹴ったPKは、グリーンに止められた。

 それでも先制点は譲らない。37分、アレクシスが汚名返上に成功する。カソルラのパスを左サイドで受けたギブスがクロス。中央でフリーのアレクシスがヘディングで決めた。

 1点リードで迎えた後半の立ち上がり、順調だったアーセナルにトラブルが発生した。53分、オヌオハとの接触で倒れたジルーがカッとなり、即座に起き上がって頭突きを見舞ってしまう。当然一発レッドで、アーセナルは10人になった。

 それでも、アーセナルは10人でうまく試合を進める。65分には、アレクシスのパスを受けたロシツキがダイレクトで流し込み、リードを2点に広げた。

 だが、QPRは終盤に息を吹き返す。78分、左サイドのホイレットが仕掛けてペナルティーエリア左に入ったところで、ドゥビュシの足がかかりPKを獲得。これを好調オースティンが決めて1点差になった。

 すると、QPRは終盤に猛攻を仕掛ける。アーセナルは前節の過ちを繰り返すまいと、必死に対応したが、サイドを崩されるシーンが何度かあった。それでも、ホイレットのクロスはゴール前の選手が要求するレベルのものではなく、QPRはチャンスを生かしきれない。

 最後まで危険は続いたが、今節のアーセナルは追いつかれることなく、2-1で勝利を収めた。

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