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[MOM1255]埼玉栄MF斉藤陽平(1年)_「汗をかけて、面白い選手」がピッチを走り回り勝利に貢献!

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.28 横山杯決勝第1グループ第2戦 新潟西高1-2埼玉栄高]

 新潟西高を2-1で破った埼玉栄高(埼玉)。中盤で懸命にボールを追い、稲垣忠司監督が「汗をかけて、面白い選手」と表現し、「6年計画で育てたい(埼玉栄高は中高一貫校)」と今後の成長に期待する1年生ボランチが陰ながらチームを支え、勝利に貢献した。

 自身の特長を「ボランチでCBからパスを受けてさばいたり、しっかりゲームをコントロールするところ。体力にも自信があって、毎回ボールに関われるようにしっかり走るようにしています」と語ったMF斉藤陽平は、「まだ1年生で2年生としっかりコミュニケーションを取ることを大切にしている」と言葉では控えめだが、ピッチに入れば先輩たちといい連係を見せ、交代した後半9分まで攻守にピッチを走り回った。

 前半5分にはFW高橋利樹のポストプレーからゴール前にドリブルで駆け上がってシュートを放つなど積極的なプレーも披露。チームも「決定機を何回も作れてポゼッションもできた。サイドだけでなく中央からも崩せた」と語るように1点を返されたものの2点のリードを守り抜き、しっかり勝ち切った。

 29日は熊本国府高(熊本)と対戦。引き分け以上の成績を残せば、習志野高(千葉)対新潟西高(新潟)との結果次第で、決勝第2グループ首位とのファイナルゲームに進出することができる。「自分たちのサッカーをやって全員で明日は勝ちたい」という斉藤が29日も中盤で汗をかき、指揮官の期待に応えてチームの躍動を支える。

(取材・文 清水祐一)
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