09年度の全国王者・山梨学院高(山梨)は31日、第93回全国高校サッカー選手権1回戦で10年度全国王者の滝川二高(兵庫)と初戦を戦う。山梨学院は10番を背負うMF小川雄大(3年)のFC岐阜入りが内定。練習参加で評価を上げてプロ入りを勝ち取った小川は、局面を個人で打開するドリブルとボールコントロール、そして得点能力の高さを武器に選手権での活躍を誓う。

●山梨学院高MF小川雄大(3年)
―全国大会がいよいよ開幕
「仲間とできる最後の大会なので、大切に戦いたいですけど、(同時に)大胆に戦っていきたいです」

―どのようなプレーを見せたい?
「キレのあるプレーを見せて、点に絡むプレーを見せて行きたいと思っています」

―滝川二との初戦への意気込みを
「初戦が一番波に乗るチャンス。トーナメントは勢いが大事なので初戦を大事に戦っていきたい」

―プロ入りが決まり、注目を集める中でのプレーになる
「楽しみたいです」

―勝つために武器を活かしていく
「自分の技術がウリなので、ボールコントロールというところには注目してもらいたいと思います」

(取材・文　吉田太郎)

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